安心安全のBBQを!バーベキューのプロを養成するバーベキュープロインストラクター検定が発足

日本バーベキュー協会(JBBQA)は設立以来、独自の教育プログラムである「バーベキューインストラクター検定」を通じてバーベキューの楽しさだけでなく、安全と安心の重要性を広めてきた。

同検定には、現在までに約27,000名が受講しているが、この度、バーベキューのプロを養成する「バーベキュープロインストラクター検定」を発足した。

安心安全なBBQを目指すプロインストラクター検定

日本バーベキュー協会では、事故のない安全な環境こそ、最高のバーベキュー体験を提供するため重要と考える。

しかし近年のバーベキューブームの拡大により、手ぶらバーベキュー場やグランピング施設が急増しているとともに、一般的な愛好者の技術が未成熟な部分が多く、バーベキュー器具の安全な操作はもとより、衛生管理などが課題となっている。

そうした背景を受け、日本バーベキュー協会ではプロ向け研修プログラム「バーベキュープロインストラクター検定」を新たに発足した。

同検定は、実際のバーベキュー場で使用される機材を用いた実地講習を通じて、安全で安心なバーベキュー技術と知識を体系的に学べる機会を提供する。

資格取得後は、業界内でのスキル証明として活用できる日本バーベキュー協会公認の「バーベキュープロインストラクター」の認定を受けることができる。

第1回目は愛知県知多郡の篠島デューテラスでの開催

第1回目の「バーベキュープロインストラクター検定」は、12月2日(月)に愛知県知多郡南知多の篠島デューテラスにて開催する。

それでは、同検定のプログラム詳細を簡単に紹介しよう。

講師は、日本バーベキュー協会会長・下城民夫氏が務める。使用機材は、炭グリル・ガスグリル・電気グリル・ペレットグリル・オフセットスモーカーなどだ。研修費用は、5~10名で1名30,000円・10~20名で1名27,000円・20~50名で1名25,000円。これに加え、会場費として1名につき5,000円が必要となる。

プログラムに含まれる内容は、講習費・テキスト・実技テスト・認定証の発行・プロ用肉芯温度計だ。研修時間は、合計320分。スケジュールは、オリエンテーションが20分・ガスグリルの取り扱い講習が30分・ガスグリルの実技演習が30分・チャコールグリルの扱い方が30分・食材の調理レクチャーが90分・機材メンテナンス講習が20分となる。

その後に、安全な機材操作のチェックテストである60分の実技試験と30分の質疑応答でプログラムは終了する。第1回目は、篠島デューテラスでの開催となるが、今後は基本的に東京・山梨・名古屋・大阪など受講企業のバーベキュー場または、日本バーベキュー協会指定のバーベキュー施設が受講会場となる。

日本バーベキュー協会では、同検定の意義を全国のバーベキュー施設において、正しい知識と技術を持つ「バーベキュープロインストラクター」を配置することを目指し、利用者が安心して楽しめる環境作りを推進していくという。バーベキューのプロを志す人は同検定を取得してみたらいかがだろう。

日本バーベキュー協会 バーベキュープロインストラクター検定
公式サイト:http://www.jbbqa.org

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000045240.html

(高野晃彰)