フジロック出演などで日本でも絶大な人気を博したバンド「FEVER 333」のメンバーであるAric Improta(アリック・インプロタ)さんとStephen Harrison(ステファン・ハリソン)さんが、新たに「House of Protection(ハウス・オブ・プロテクション)」プロジェクトを始動。数々の楽曲をリリースしたことで、今、世界の音楽好きから注目を集めている。
3rdシングル「Being One」をリリース
かつて「FEVER 333」の一員として、世界的に名を馳せたアリック・インプロタさんとステファン・ハリソンさん。
彼らは活動を再開して以降、2曲の楽曲を立て続けに発表。そして今年に入り、3rdシングル「Being One」をRed Bull Recordsからリリースした。
同作のプロデュースは、元「ブリング・ミー・ザ・ホライズン」のJordan Fish(ジョーダン・フィッシュ)さんが担当。多幸感あふれるメロディーと、心地よいドラムとベースのリズム、そしてエレクトロニックを要素を融合させたアンセミックなダンス・トラックへと仕上げている。
前作「Learn to Forget」はハードなサウンドで音楽好きを驚かせたが、今回はそれから一転し、ミュージシャンとしての多才さとエネルギーを世に示してみせた。
ミュージックビデオはKevin Garcia(ケビン・ガーシア)さんがディレクション。海のブイの上で歌ったり、遊園地のメリーゴーランドでドラムを叩いたりするシーンが、1981年の名作映画『コヤニスカッツィ/平衡を失った世界』のワンシーンを連想させる。
「ハウス・オブ・プロテクション」を表現活動の拠点に
彼らが立ち上げた「ハウス・オブ・プロテクション」プロジェクトについても紹介したい。
ハウス・オブ・プロテクションは、アリックさんとステファンさんの挑戦とも言えるプロジェクト。2人はこれまで、慣習や枠組みを捨て去って感情のままにサウンドを探求し、ハードコアやエレクトロニカ、パンクなどのジャンルを橋渡ししてきた。
そして数年前、2人はFever 333を脱退。しかしその後も表現活動を続けるため、新たに「ハウス・オブ・プロテクション」を立ち上げ、物事に取り組むための拠点を作った。
ステファンさんは同プロジェクトについて、「自分たちのあらゆるアイデアを、それがどんなに無謀なものであっても安心して実行できる場所を作りたかった」と語っている。
彼らは親しい友人であるNick DePirro(ニック・デピッロ)さんやJordan Fish(ジョーダン・フィッシュ)さんに協力を求め、デビューシングル「It’s Supposed To Hurt」を制作。プロジェクトが持つ無限の可能性と大胆な姿勢を示してみせた。
わずか1ヶ月の活動で「The Guardian」「NME」「Revolver」など数々の音楽メディアで取り上げられ話題になった2人。この秋からは大々的なツアーがスタート予定で、9月24日(火)にはLA、10月15日(火)にはロンドン公演が決定している。今後の彼らの動向からも目が離せない。
「Being One」ミュージックビデオページ:https://www.youtube.com/watch?v=xapGUo4n8sc
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001013.000055377.html
(IKKI)