滑らかなタンニンとスパイスの余韻。イタリアワイン「テヌータ・ルーチェ」の新ヴィンテージ

オーガニックなイタリアワイン「テヌータ・ルーチェ」から、新ヴィンテージである「ルーチェ2021年」が6月上旬に発売される予定だ。

「ルーチェ2021年」は、丸みとやわらかさを持つ「メルロー」とエレガンスのある「サンジョヴェーゼ」を50%ずつブレンドして造られており、バランスのよい味わいと上品な余韻が楽しめる1本になっている。

ユニークなイタリアワインを造る「テヌータ・ルーチェ」

「テヌータ・ルーチェ」は、1995年に、ヴィットリオ・フレスコバルディ氏とロバート・モンダヴィ氏という、20世紀を代表する2人のワイン醸造家によって創設されたワイナリーだ。

同ワイナリーでは、前例のないユニークなイタリアワインを造ろうという情熱のもと、モンタルチーノで初めて「メルロー」と「サンジョヴェーゼ」をブレンドし、スーパータスカンワインとして名を広めた。

標高の高い畑でオーガニックなワイン造り

光輝く太陽のロゴが印象的な「テヌータ・ルーチェ」のワインは、モンタルチーノの南西に位置し、標高約230~420mと最も標高の高い畑の一つから造られる。太陽が降り注ぐ南向きの畑は、ブドウをゆっくりと熟成させ、凝縮した力強いブドウからは、華やかながらも卓越した個性をもったワインが生み出される。

また、同ワイナリーの畑は全て有機認証を受けている。畑ではオーガニックな作業を行うことで、持続可能な農業を目指し、ワイン醸造では極力手を加えず、土壌から最高の果実の表現を引き出すことを信念としている。

個性的でエレガントな「ルーチェ2021年」

「ルーチェ2021年」は、ファーストヴィンテージから数えて29回目のヴィンテージとしてリリースされた。同ワイナリーのフラッグシップワインであり、丸みとやわらかさを持つメルローと骨格とエレガンスさを持つサンジョヴェーゼを50%ずつブレンドして造られたワインだ。

2021年は、アロマとポリフェノールをたっぷりと蓄えたブドウに育っており、ワインは、濃厚なルビーレッド色をしている。

ブラックベリーや桑の実などの黒い果実のアロマが特徴的で、甘いスミレなどの花の繊細なニュアンスとスパイスの複雑で滑らかな香りへと続く。口に含むとすぐに、ワイン本来の個性とエレガントさが感じられるだろう。

シルクのように滑らかなタンニンによってボリューム感のある味わいが広がり、長く続くスパイスのニュアンスと重なって、非常にバランスのよい味わいと上品な余韻が楽しめる。そんな「ルーチェ2021年」の味わいを、大切な人と堪能してみては。

テヌータ・ルーチェ「ルーチェ 2021年」
発売日:6月上旬(予定)
容量:750ml
価格:25,300円(税込)
公式サイト:https://www.tenutaluce.com/ja/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000093417.html

(田原昌)