伝説のレンズの復刻版「LIGHT LENS LAB LTM 35mm f/2(周八枚)」が販売開始

「伝説のレンズ」と呼ばれるズミクロン35mm F2 初期型を、中国のメーカーLIGHT LENS LAB(ライトレンズラボ)社が復刻。

海外製のマウントアダプターやカメラレンズを輸入販売する企業・焦点工房が、交換レンズ「LTM 35mm f/2」を数量限定で12月27日(火)から販売中だ。

ライカユーザーの間でも話題の準広角レンズ

ライトレンズラボ社が生み出した準広角レンズ「LTM 35mm f/2」は、L39マウントカメラにも装着できる仕様になっている。カラーはシルバーとブラックの2色展開で、洗練されたデザインが目を引く。

オリジナルのレンズに限りなく近い性能が魅力

今回販売が開始された「LTM 35mm f/2」は中国の投資家である周氏が3年以上かけて進めてきた復刻プロジェクトにて生み出されたもので、「八枚玉」と呼ばれ愛された最初期のライカ製「35mm F2」に限りなく近い性能を持っている。レンズやコーティング、鏡筒のデザインなども再現度が高いため、カメラファンにはたまらない一品だ。

さらにレンズの取り付け指標にはルビーが使用されており、なんとも贅沢な仕上がり。鏡筒部分は従来のアルミ合金製ではなく真鍮製のため、これまでよりも重厚感や高級感が味わえる。

そのような完成度の高さから、「LTM 35mm f/2」はライカユーザーから「周八枚」と呼ばれ注目を集めているそうだ。

世界限定100本しか販売されないレアなレンズ

L39マウントカメラへの装着も可能な「LTM 35mm f/2」は、世界でわずか100本のみの限定販売。この機会を逃すと次はいつ手に入るか分からないレンズを、この機会に手にとってほしい。

カメラの存在をもっと身近に

「LTM 35mm f/2」」を取り扱う焦点工房は、海外製のアダプターやレンズ、アクセサリーなどを幅広く取り扱う輸入販売会社。「カメラと写真の喜びや楽しみをもっと知ってほしい」という理念のもと、質の高い製品を販売し続けている。新たなマウントアダプター開発への協力も行なっているため、今後日本のカメラ文化にさらなる貢献を果たすことが期待されるだろう。

焦点工房の公式オンラインストアでは「LTM 35mm f/2」のほかに、日本ではなかなか手に入りにくいレアなレンズなどが幅広く販売されている。レンズを使用したサンプル写真なども配信されているため、1度覗いてみてはいかがだろうか。

「LTM 35mm f/2」仕様
対応マウント:L39 / Mマウント
焦点距離:35mm
フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)※距離計連動型
レンズ構成:6群8枚(ダブルガウスタイプ)
対応撮像画面サイズ:35mmフルサイズ
最短撮影距離:0.7m
絞り:F2-F16
絞り羽根:10枚
フィルター径:39mm(E39規格)
サイズ:Φ51mm×28.5mm(マウント部除く)
質量:約225g

焦点工房オンラインストア:https://www.stkb.jp/shopdetail/000000001824

(kyoko.)