ラルフ ローレンが2023年スプリングコレクションを南カリフォルニアで発表

プレッピースタイルの旗手であり、数多くのブランドやデザイナーに影響を与え続けている「Ralph Lauren(ラルフローレン)」は、10月13日(木)に、2023年スプリングコレクションを南カリフォルニアで発表した。

本記事では、人々を「ラルフ ローレン ワールド」へといざなったスペシャルなファッションイベントに迫りたい。

西海岸のライフスタイルを反映しているブランド

カジュアルでありながらエレガント、そしてエフォートレスでありながら洗練された「ラルフ ローレン」のインスピレーションは、西海岸の多面的なライフスタイルを反映している。

そこには、スポーツ、ウェスタン、プレッピー、控えめなラグジュアリーの世界が、常に前向きの精神に根ざしたラルフ・ローレン氏の個性的なデザイン感性と織り合わされているのだ。

ラルフ ローレン ワールドを共有するという夢を実現

「ラルフ ローレン コーポレーション」のチーフクリエイティブオフィサーであるラルフ・ローレン氏は、「私は常にアメリカ西海岸の自然の美しさ、伝統、そして魅力にインスパイアされてきました。

カリフォルニアは夢と矛盾の地、険しい海岸とレッドカーペットの地です。今回初めて私は、この地で過ごすという夢、そして、これまで信じ続けてきた、気骨や魅力、エネルギーとインスピレーションが混じりあった生き方を表現するイベント体験を通じてラルフ ローレン ワールドを共有するという夢を実現します。」と述べた。

ランウェイとディナーパーティーで構成されたイベント

同イベントでは、カリフォルニア州サンマリノにある「ハンティントン ライブラリー」の壮大な景色を背景に、大規模なランウェイショーとエレガントな着席のディナーパーティーが催された。同施設は、人文科学、芸術、植物学の支援・振興を図る、貴重な収集品をベースとした国際的な知名度をもつ非営利機関だ。

ブランドの世界観をあますところなく表現

「ラルフ ローレン」の世界観をあますところなく表現するランウェイでは、コレクションと「パープル レーベル」が誇るラグジュアリーさとクラフツマンシップに加え、「ダブルRL」の雄々しい気構え、「ポロ ラルフ ローレン」の若々しくカジュアルな精神、そしてチャーミングなチルドレンズウェアが紹介された。

ランウェイショーのモデルには、ブランドの成長期を象徴した顔ぶれや、今をときめくモデルなど、100人以上のさまざまな世代や人種の人々が登場した。

食事はクラシックなアメリカンメニュー

また、美しいロッジャ(回廊)でのシグネチャーカクテル、ローズガーデンを眺めながらのキャンドルライトのディナーなど、「ラルフ ローレン」流のライフスタイルの真髄が隅々にまで表現されたそうだ。

ゲストは屋外で食事をし、ニューヨークの「The Polo Bar」で出されるラルフ・ローレン氏自身もお気に入りのクラシックなアメリカンメニューを楽しんだという。

ディナーは、ブルーとホワイトを基調としたシックな花柄とティッキングストライプ、バティックのファブリックを用いてセッティング。そこに繊細な磁器やクリスタル、ナチュラルな真鍮のハリケーンランタン、ガーデンフラワーのロマンティックなバスケットが組み合わされることで、洗練された夜に一層の魅力を加えた。

主要な来場ゲスト

主要な来場ゲスト

また同イベントは、「ラルフ ローレン」のグローバルなソーシャルメディアプラットフォーム「RalphLauren.com」でのライブストリーミングを通じて、世界中のユーザーへも提供された。

アメリカを代表する老舗ブランドでありながら、常に新たな挑戦を続ける「ラルフ ローレン」に注目してみては。

ラルフ ローレン 公式サイト:https://www.ralphlauren.co.jp/

(角谷良平)