デニムの聖地・岡山で織られたアンリ・ル・シダネルのランチョンマット

人を自宅に招いてふるまう手料理のグレードをアップしてくれそうな、アートなランチョンマット。

デニムファクトリー「青木被服」と大原美術館ミュージアムショップのコラボレーションにより、大原美術館所蔵の絵画「夕暮の小卓/アンリ・ル・シダネル」をジャガードデニムで表現したランチョンマットが完成、4月21日(木)より発売開始した。

「デニムの聖地」で作られたジャガードデニムで名画を再現

ジャガードデニムは、デニムに使用する力強く繊細な太番手の糸を使用した縦糸と横糸の「織り」の組み合わせで柄を表現した立体的な素材。

夕暮の小卓 / アンリ・ル・シダネル

模様を上から印刷したプリント生地とは違い、デザイン自体を生地に織り込ませているのがジャガード生地だ。その美しい立体感は、「点描」と呼ばれる絵画のタッチを表現し、重厚感を演出する。

ジャガード織りの色合い確認を行っている打ち合わせの様子

同商品は、「デニムの聖地」として名高い岡山県井原市で制作。井原市に流れる小田川上流の軟水を使用した染色により、“紺碧の青空”とも言われる美しい青色が生み出される。

小田川の上流水、美しいジャガードデニムの立体感はこの水から生まれる

染色後の水は瀬戸内海の厳しい環境基準に守られて、岡山県内の食物や朝日米の栽培に利用される。最終的には河川に戻る循環システムという持続可能な仕組みの中で作られるサステナブルな製品こそが井原デニムの真髄といえる。

デニムファクトリーならではの熟練したこだわり

絵画をデニム素材で表現するため、何色もの糸を使用したデニム絵画ジャガードは、厚地を扱うデニムファクトリーの裁断技術で一枚一枚、パネル状に切り取った型紙に沿って裁断。

デニムファクトリ一の厚地を扱う裁断技術で1枚ずつ裁断されていく

デニムファクトリーならではのこだわりの縫製技術も見どころ。パネル状に切り取った「デニム絵画」に「大原美術館ミュージアムショップ × 青木被服」のコラボレーションネームを取り付けて、完成だ。

「青木被服」の実店舗とオンラインストアでは、ジーンズに使用するリベットを打ち込んだ「リベット付ver」も発売中。

「倉敷SOLA」内にオープンする「デニムストア/青木被服」。「倉敷SOLA」は4月28日(木)午前10時に開業。

リベット付ver.

デニムファクトリーならではのこだわりが詰まったランチョンマットは、食事の時の話題としても注目を集めそうだ。

大原美術館ミュージアムショップ×青木被服 
デニム絵画ジャガードマット「夕暮の小卓」
価格:オリジナル4,950円、リベット付き5,280円
青木被服 公式ストア:https://aokihifuku.base.shop/
大原美術館ミュージアムショップ :https://oharabms.thebase.in

倉敷SOLA
所在地:岡山県倉敷市中央1-4-13
URL:https://www.kurashiki-sola.jp

(冨田格)

※価格はすべて税込