廃棄前の炊飯米をビールに!日本酒のような味わいの「箔米ビール−白金−」

美味しく飲みながら、食品ロス問題に向き合う。

CRUST JAPANは、廃棄されるはずだった炊飯米を使った「箔米ビール−白金−(ハクマイビール−シロガネ)」をプロデュースした。

(左)ジパングフードリレーションズ、安藤育敏代表取締役(右)CRUST JAPANオペレーションマネージャー、Josh Grengs氏

廃棄の多くを占める炊いたお米に着目

日本全体で増加傾向にある食品ロス。同プロジェクトでは、ジパングフードリレーションズが大阪を中心に展開する「ジパングカリーカフェ」とタッグを組み、FC店で廃棄される食材のうち多くの割合を占める「炊いたお米」に着目した。

廃棄されてしまうところだった炊飯米を、価値あるものに変換(アップサイクル)することで食品ロスを削減すべく、CRUST JAPANが技術提供協力を行い「箔米ビール−白金−」を開発。

同プロジェクトを通じて、国際連合が提唱する2030年までの国際社会の共通の持続可能な開発目標(SDGs)のうち「2. 飢饉をゼロに」「12. つくる責任 つかう責任」「17. パートナーシップで目標を達成しよう」にも貢献する。

お米をアップサイクルした日本酒のような味わい

ジパングカリーカフェの店主、安藤育敏代表取締役は「カレー屋なのでお米のロスが必ず出てしまう」「フードロス問題への想いが6年という月日をかけて新しいビールを生み出しました」と、カレー店主だからこその苦悩と葛藤で、6年越しの想いがカタチになったとコメント。

そして、CRUST JAPAN ゼネラルマネージャーの吉田紘規氏は「CRUSTの造る “おいしいとソーシャルグッドを両立したアップサイクル商品” を提供することで関連企業も消費者も有意義で晴れ晴れした気分になれ、食品ロスの削減と地球の温暖化ストップに貢献出来れば最高だと思います」とコメントしている。

「箔米ビール−白金−」は「makuake」にて先行販売を開始。

日本人の大好きなお米をアップサイクルした「箔米ビール−白金−」は、日本酒のような味わいに仕上がっているそうだ。

地球環境問題に興味があるものの、何から始めれば良いのか分からない人もいるかもしれない。「箔米ビール−白金−」は、身近なことからサステナブルについて考える第一歩になりそうだ。

プロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/hakumaibeer/

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