国内外で活躍する、一人の女性の力強い作品を体感して欲しい。
金澤翔子の個展「つきのひかり」が、12月22日(水)より六本木ヒルズ「森アーツセンターギャラリー」にて開催中だ。これを記念して、紹介動画と超大作の揮毫の様子を映した特別動画も公開している。
■過去最大規模の展示会開催
同展は、森アーツセンターギャラリーとして「書」をテーマとした初の展覧会。
本人最大規模となる15mの超大作「心に光を 夜空に月を」をはじめとした新作や、SEKAI NO OWARIのFukase氏とのコラボレーション作品、代表作の「風神雷神」「共に生きる」など、年代毎の作品合計50点以上が展示される過去最大の展覧会だ。
「飛躍」「自立」「旅立ち」という3ゾーンで構成され、金澤翔子の歩みを体感できる内容になっている。
会期中の書き下ろしが随時追加されていくアトリエコーナー『金澤翔子の「今」』に、金澤氏が12月22日(水)から1月8日(土)、毎日12時から19時まで在館予定。12月27日(月)、12月30日(木)、1月3日(月)は休みとなる。
■「つきのひかり」動画について
動画では、11月に都内某所での新作制作の様子を収録。
作品は、本展覧会を象徴するクライマックスゾーン「旅立ち」に展示される、横幅15mの超大作「心に光を 夜空に月を」。
多くの関係者も集まり緊張感も漂う中、揮毫前に画仙紙の前で数分祈りを捧げて集中力を高める様子や、重さが約15kgにもなる大筆を使い、豪快に大作を書き上げる様子が収録されている。
開催前日、メディアにのみ公開された内覧会の場で、金澤氏は席上揮毫を実施し、本展覧会のタイトルにもなっている「月の光」という言葉を母・泰子さんのサポートと共に、通常よりも大きな筆で書き上げた。
二人三脚で書き上げる姿が、これまで3万点以上の作品を書いてきた二人の歩みと重なって見えたのが印象的だ。
■作品紹介
■金澤翔子 プロフィール
東京都出身。書家。
5歳から母の師事で書を始める。全国の名だたる神社仏閣での席上揮毫を行い、国内外において個展も数多く開催。NHK大河ドラマ「平清盛」題字担当や国連本部での日本代表スピーチなど、活動は多岐に渡る。
彼女の大作を実際に目にするチャンス。動画と合わせて楽しめるのも魅力だ。
書家 金澤翔子展「つきのひかり」
12月22日(水)〜2022年1月8日(土)※ 18日間
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)
料金:「前売りチケット」一般2,100円 ほか「当日窓口」一般2,300円
特設サイト:https://k-shoko.org/
(hachi)