JR東京駅から徒歩1分の八重洲地下街（通称：ヤエチカ）は、東京駅八重洲地区再開発に合わせ、リニューアルを開始した。
■東京・八重洲地下街リニューアル「トウキョウ カレー カルテット」誕生
「八重洲地下街」は、国家戦略特区に指定された東京駅八重洲地区再開発に伴い、街づくりの一翼を担うリニューアルを2022年以降順次展開する。
東京駅八重洲地区では、超高層複合ビルの竣工やバスターミナルの新設が順次予定されている。それに伴いヤエチカは、再開発地区のハブ機能をもつ地下街となる。これから進んでいく再開発エリアや様々な街へ直結する、八重洲の玄関口になるのだ。
生まれ変わる八重洲の玄関口の象徴、また街を繋ぐ場所として、オフィスワーカーを中心に都心生活者・来街者へ向け、結節点となる場所に相応しい八重洲の中心となる拠点づくりを目指していく。
メインアベニューイメージ(2022年度完成予定)
リニューアルの1つとして、ヤエチカ初の編集ゾーン「TOKYO CURRY QUARTET」（トウキョウ カレー カルテット）が2022年2月オープン予定だ。
■リニューアルポイント＜Yae-Chic-Style＞＜街のLDK＞
歴史的価値を生かした普遍的な新しさや上質感、そしてこれまでのヤエチカとして培った居心地の良さや懐かしさを融合した新しい八重洲らしさを「Yae-Chic-Style」として創る。
地上の再開発ビル群との差別化を図るため先進性と懐かしさを融合し、地下でも季節感や時間変化などを五感で感じることができる空間を創造、また日々の中で新しい情報を発信し、都市での癒しの場所として、従来の地下街のイメージを一新する。
ノーススポットイメージ(2022年度完成予定)
ノーススポットイメージ(2022年度完成予定)
より多くの方に、ヤエチカに立ち寄り、集い、時間消費ではなく時間活用をして欲しいという思いから、人々が日常的に何度でも足を運びたくなる場所として、LDK（溜まり場）ゾーンをエリア内各所に展開。
高い利便性を活かし、街へとつながる各エリアの拠点となり、人々が集う場所を創り、新しい価値を発信し、多様な人々が日常的に何度でも足を運びたくなる場所を目指す。
センタースポットイメージ(2022年2月完成予定)
■サウスブロックに「TOKYO CURRY QUARTET」
東京駅周辺で働くオフィスワーカなじみ深いカレーの人気店が集結した新たな編集ゾーン「TOKYO CURRY QUARTET」（トウキョウ カレー カルテット）が2022年2月オープン予定。
個性的な味で人気の4店舗の、様々なジャンルのカレーが楽しめる。
★出店店舗（五十音順）
奥芝商店（スープカレー） ※東京23区初出店
銀座スイス（欧風カレー） ※新業態
コロンビア8（スパイスカレー） ※関東初出店
シターラ ダイナー（インドカレー）※東京駅前八重洲エリア初出店
大きく変わりつつある八重洲の街の玄関口であり、エリアを繋ぐ結節点であり、居心地のいい空間としてリニューアルしていく八重洲地下街。東京駅近辺に行くときは、ヤエチカを覗いて、その変化を体感してみたい。
公式サイト：https://www.yaechika.com
（冨田格）