横浜の名勝庭園「三渓園」で12年ぶりの紅葉ライトアップ

都心からも近い横浜の地にある名勝庭園「三渓園」。

「三溪園」では、日本庭園の秋を愉しむ企画の第2弾として『紅葉』を開催中。12年ぶりに実施する紅葉ライトアップや、普段は立ち入ることのできない遊歩道の開放のほか、茶店の秋限定のメニューなども楽しめる。

■古建築と紅葉が織りなす風情を楽しむ

三溪園は、約17.5haの広大な敷地に、17棟の古建築が配置され、そのうち10棟が重要文化財に指定されている。創設者である原三溪の邸宅であった「内苑」と、開園当初から一般に公開されていた「外苑」とで構成され、そのどちらもが紅葉を楽しめるスポットとなっている。

例年、期間中約3万人が訪れる人気の季節だが、今年は新型コロナウイルス感染予防にも配慮し、例年より開催期間を長く設定したほか、開園時間の前と夜にイベントを分散することで、混雑を避けてゆっくりと紅葉を楽しめるように工夫した。夜間の紅葉ライトアップは三溪園では12年ぶり。

■開園1時間前から入園できる特別チケット発売

通常の開園時間より1時間早い、8時から入園できる特別チケットを販売する。1日限定50名なので、混雑を避けてゆっくりと紅葉の観賞や撮影を楽しめる。

期間:12月3日(金)~5日(日)、10日(金)~12日(日)
時間:8時から入園可能
料金:3,000円(各日50名限定)※事前予約制
予約サイト:https://sankeien-kouyou.peatix.com?utm_source=prtimes

■紅葉の遊歩道開放

モミジの名所となっている内苑の「聴秋閣」奥の遊歩道を開放する。通常は立ち入り禁止となっている渓谷沿いの道から三重塔を遠望する、古建築と紅葉が織りなす絶景が見どころ。

期間:11月27日(土)~12月19日(日)
料金:入園料のみ

■紅葉ライトアップ

三溪園では12年ぶりとなる、紅葉のライトアップを行う。外苑と内苑のモミジや古建築を、約60灯のライトで照らし出す。

期間:12月3日(金)~5日(日)、12月10日(金)~12日(日)
ライトアップ時間:日没30分前
料金:入園料のみ
※17:00からは観覧範囲を一部制限する

■3つの茶店の秋限定メニュー

12月19日(日)まで、園内の3つの茶店では、秋限定の特別メニューも楽しめる。

・待春軒「きのこたっぷりうどん・そば」

900円

・三溪園茶寮「秋のいろどり団子」

300円

・雁ヶ音茶屋「栗入り汁粉」

700円

横浜観光の立ち寄りスポットに、三渓園の紅葉狩りを加えてみては。

所在地:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
三溪園:https://www.sankeien.or.jp
入園料:大人700円

(MOCA.O)