電動バイクは、僕たちの世界を広げる足になるだろうか。
■二人のり可能な2タイプ
マーベリックテクノロジーは、二人乗りが可能な遊べる電動バイク「マーベリックS1(Maverick S1)」の販売を、クラウドファンディングの「Makuake」で開始した。
エンジンバイクの排気量にあたるモーターサイズは「マーベリックS1」の場合、
48v/1.0kw
60v/0.5kw
60v/0.8kw
の3種類ある。
電動バイクは、電圧に関わらず電力が0.6kw以上あると原付二種になり、シートなどを二人乗りに対応させると二人乗りが可能となる。マーベリックS1では、【48v/1.0kw】と【60v/0.8kw】の2つのモデルが二人乗り可能だ。
【60v/0.5kw】のモデルは原付一種となるので、二人乗りは出来ない。
■「マーベリックS1」の特徴
手軽でコンパクトな電動バイクやナンバー取得可能な電動モビリティが流行っているが、二人乗りが可能で尚且つ48vや60vという高い電圧の電動バイクは日本ではまだ珍しい存在だ。
48vモデルのトップスピードは時速40〜45キロ、60vのトップスピードは時速55〜60キロ。バッテリーは17AHの容量のものが最大2個搭載可能で、航続距離は80〜100キロとなっている。
バイクの外見は、極太の4インチ(10cm)のファットタイヤを履くアメリカンタイプ。パイプフレームが剥き出しでワイルドなデザインとなっていて、都心やアウトドアなど様々なシチュエーションにフィットしそうだ。
サードパーティで販売されているサーフボードや釣竿用のアタッチメントとの相性を良くするために、大型のリヤキャリアをオプション設定しているという。
一人でも、彼女や仲間と二人でも、手軽に行動範囲を広げられそうな電動バイク。密を回避する移動手段が求められる今の時代、ますます注目が集まりそうだ。