7人乗りミニバンのVクラスをベースとした「V220d マルコポーロ ホライゾン(938万円)」は、ポップアップルーフやフルフラット機能付きベンチシート、回転式の運転席&助手席といった専用装備を採用し、より快適かつラグジュアリーなキャンプ&車中泊を愉しめる仕立てとされている。
実際のキャンプシーンをイメージしてみよう。まずは目的地までのドライブだが、ここでは2.2リッター直噴ディーゼルターボ(最高出力163ps/最大トルク380Nm)+7速ATが、そのロングラン性能をいかんなく発揮する。また、メルセデス伝統のFRレイアウトや標準装備となるAGILITY CONTROLサスペンションによって、上質なハンドリングや望外な乗り心地の良さを感じられるだろう。
また、運転支援システムの「レーダーセーフティ パッケージ」や「アダプティブハイビームアシスト・プラス」が標準装備されるため、ロングドライブにおける安心感は大きく、反対に疲労感は少なくなる。
目的地に着いたら、さっそくポップアップルーフを展開。大人2名の就寝スペースを用意しながら、室内の開放感やちょっとした着替えのスペースを確保する。
続いて自動開閉式のテールゲートからキャンプグッズを取り出し、今回から新たに追加装備されたサイドオーニングを広げて、日差しを避けながらテーブルセッティングや料理などを始めよう。
運転席&助手席は最大230°の回転式なので、車内にもちょっとしたリビングスペースを設けるのも可能。2列目シートは今回からシートヒーター&ベンチレーターが備わり、季節にかかわらず快適性が向上している。
また、運転席下にはリレー式のサブバッテリーを搭載しているため、アクセサリー電源を使う際のバッテリー上がりの心配からも解放されている。
就寝時には、フルフラット機能付きの3列目シートとラゲッジルームセパレーターを組み合わせることで、ポップアップルーフと合わせた上下2段の簡易ベッドが完成する。前席以外のすべてに備わるカーテンで遮蔽すれば、キャンプの疲れやアルコール(?)も相まって、朝までぐっすり眠れることだろう。
(zlatan)
画像元:メルセデス・ベンツ日本
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