Stay Homeが推奨されるゴールデンウィーク、どこにも出掛けられないから家で楽しめるコンテンツが続々と配信されている。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため現在臨時休館中の国立科学博物館も、自宅でも博物館を楽しめるよう様々なコンテンツの提供をはじめた。
1)3Ⅾビュー+VR映像の無料公開
VR革新機構協力のもと、展示室全体を高画質画像を撮影。自宅にいながら、まるで国立科学博物館の中にいるような3Dビュー+VR映像で展示鑑賞を楽しむことができる。
※3Ⅾビュー映像はPCもしくはスマートフォンのみで楽しめるが、VR映像鑑賞にはVR専用ゴーグルもしくはVRメガネが必要。
URL:https://www.kahaku.go.jp/VR/
2)かはく研究者による動画「おうちでかはく、科学に触れる時間」を配信!
国立科学博物館の研究者が、自身の研究内容や国立科学博物館の展示がさらに面白くなるポイントを動画で伝えてくれる。科学に興味を持つきっかけになりそうな動画の数々が配信されている。
URL:https://www.youtube.com/NMNSTOKYO/
3)企画展「ボタニカルアートで楽しむ日本の桜 -太田洋愛原画展-」の解説付き動画を配信!
2020年3月14日~4月12日まで開催予定だった企画展の内容を、担当研究者の解説付きの動画で紹介してくれる。
URL:https://www.youtube.com/NMNSTOKYO/
4)PC用壁紙カレンダーのバックナンバー公開
国立科学博物館メールマガジン配信している、PC用カレンダー付き壁紙のバックナンバーが、誰でもダウンロードできるように公開された。
公式ウェブサイト:https://www.kahaku.go.jp/news/2020/COVID-19/kabegami.php
5)親と子のたんけんひろば「コンパス」のワークシートの一部を公開!
主に4歳から6歳の子供と保護者を対象とした展示室「コンパス」で配布されている、ワークシートの一部がダウンロードできる。自宅で印刷して楽しむことが可能だ。
公式ウェブサイト:https://www.kahaku.go.jp/learning/compass/index.php
エンターテインメントを楽しむのもいいけれど、せっかくの在宅機会を楽しく「学ぶ」コンテンツに触れるのも貴重な時間になりそうだ。いつか、国立科学博物館に行ける日を思い描きながら。
(冨田格)