気を付けているつもりだけど、仕事でミスを連発したり、同じ仕事量でも、人より多く時間がかってしまう……。仕事でのミスを減らしたい、まわりとのコミュニケーションを円滑にしたいという人に、環境や仕事の仕方を変えることで楽に働けるようになるノウハウをまとめた本『要領が良くないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑』が発売された。
サンクチュアリ出版が、20〜50代 会社員1443人に「仕事の要領の良さに関するアンケート」を実施したところ、自分は仕事の要領が良くない、と感じている人が全体の38%、20代では44.6%も!
■ケアレスミスが多い人は…
そう思う理由としては、「うっかりミス・ケアレスミスが多い」「仕事の優先順位がつけられない」「マルチタスクができない・1つのことしか考えられない」などの回答が多い。
しかし、この本の著者の1人で、過去に発達障害の診断を受けたことのある小鳥遊(たかなし)さん曰く、「ケアレスミスを何度も繰り返してしまうような要領が悪い人の中には、自分のように発達障害の特性を持つ人も少なくない。そのような人ほど叱られると余計にミスをしてしまうこともある。私のような注意欠如・多動症(ADHD)の人はそもそもミスが多く、ミスをすることに過剰反応してしまう。」と説明。
また、「この本は当事者だけでなく、4月から新しく部下を持つ上司にとっても、ミスが多かったり、要領が悪い部下にはどう接すればいいいのかが理解できる本になっています。」と、もう1人の著者F太さん。
下記URLから一部試し読みができるので、目を通してみてはいかがだろうか。
(https://www.sanctuarybooks.jp/examples/978-4-8014-0074-0.pdf)
(Takako.S)