練馬大根に文字!食べられるインクを活用した「脱プラスチック野菜直売所」

グローバル企業の多くもSDGs(持続可能な開発目標)への対応で、2025年までにパッケージリサイクル100%を掲げるなど、世界は今プラスチックフリーへの転換期を迎えている。

■脱プラスチック野菜直売所
日本でも度々、スーパーで並ぶ野菜やその他の食品の過剰包装の問題が取り上げられることもあり、身近なところからでも行えるアクションの必要性が叫ばれている。

そんな社会背景の中、東京都内で最も多くの野菜の直売所が存在する練馬区で、350年続く農家である白石農園と、クリエイティブで暮らしに関する課題解決を行う「ノウ」により、農園に隣接する直売所や出店したマルシェで、プラスチック包装を行わない野菜販売のアイディアの実践を行った。

■環境意識を高める
身近なスーパー、全国の直売所でも野菜の劣化を防いだり、まとめ売りするためにビニール袋が普通に使われているが、そういった”普通”に少しでも意識を向けてもらい、環境意識を高めてもらうことが目的の一つだ。

■売り方のアイディア:練馬大根にエディブルインクで生産情報を記載
売り方のアイディアとして、エディブルインク(食べられるインク)を活用。

フードペン(フードペンは原材料が、水、グリセリン、エタノール、クエン酸に食用色素を加えてできたイタリア製の”食べられるインクのペン”)を用いて、主に市場に出回らないB品野菜にステンシルの技法で文字を転写したり、顔のイラストを書いて、包装が無い代わりに手に取ってもらう仕掛けの実験を行った。

■広めかたのアイディア:練馬区の野菜直売所を巻き込んだ環境活動を目指す
共通アイコンとして「脱プラスチック販売所 やさいやさん」の看板を制作。

練馬区の古民家で出た廃材を活用し、黒板描きアーティスト・チョークボーイ率いる手描き集団「What a Hand-Written World!(すばらしき手描きの世界)」略して「WHW!」による手書き看板を設置。

今回作成した看板や野菜の販売アイディアは、今後、練馬区の協力農家の直売所にも実践していく予定。

身近な所から、環境を意識してみたい。

(田原昌)