そんなGクラスの最新型が、今年はじめのデトロイトモーターショーで世界初公開されている。40年ぶりのフルモデルチェンジによって中身のすべてを刷新している一方、見た目の超がつくキープコンセプトぶりは、ファンにとって嬉しい限りだろう。
もちろん最新のシャシーやパワートレーン、インターフェースなどへの期待は膨らむばかりだが、それでいて現行型の価値が色褪せないこともGクラスのGクラスたる所以と言える。
前置きが少々長くなったが、現行Gクラス最後の特別仕様車×2モデルを紹介しよう。
まず「G350d ヘリテージ エディション(1,190万円)」は、Gクラス39年のヘリテージをモチーフとした日本限定モデル。歴史上とくに人気だった5色のボディカラーを採用し、さらにブラックペイントの18インチ・アルミホイールや随所にオブシディアンブラックのアクセントを加える「ナイトパッケージ」、スライディングルーフ、前席・後席シートヒーター付きの本革シートなどを特別に装備する。
ボディカラー毎の限定台数は、プロフェッショナルブルー(160台)、ブルーブラック(130台)、インペリアルレッド(100台)、マラカイトグリーン(40台)、ライトアイボリー(33台)となっている。
そして、もう一台の「G550 デジーノ マグノ エディション(1,780万円)」は、世界限定463台のうち日本に割り当てられた限定55台のモデルだ。
ボディカラーにdesignoマグノプラチナムマットをまとう外装では、フロントグリルルーバーとリアのスペアホイールアーチにマットブラックを採用。一方の内装ではdesignoブラックレザーシートをはじめ、designoピアノラッカーウッドトリムや“LIMITED EDITION”イルミネーテッドステップカバーなどを奢っている。
また、これら特別仕様車の発売に合わせ、「G350d」に3色の特別なボディカラー「イエローストーン(70万円)」「トゥルマリングリーン(50万円)」「パールブルー(50万円)」を追加設定。発売は7月以降が予定されている。
(zlatan)
画像元:メルセデス・ベンツ日本
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