キャデラックCTS、個性派ラグジュアリーセダンの魅力とは?


2リッター直噴ターボが生みだす最高出力276ps/最大トルク400Nmの痛快なパワーと、ブレンボ製のブレーキシステムによる制動力のバランスもいい。また、1000分の1秒単位でサスペンションの減衰力をコントロールして高い操安性と快適な乗り心地をもたらす「マグネティク・ライド・コントロール」も装備している。走り味はアメ車然としたユルイものではなく、ドイツ車風のシャキッとしたスポーティなものだ。
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そして、頼りになる4WDシステム。アクティブ・オンデマンドAWDシステムは、通常時は後輪駆動によるスポーティな走りを届け、滑りやすい路面やコーナリング時など必要に応じて前輪にも駆動力を配分し、ハンドリングの安定性を高めてくれる。今回はミシュランのスタッドレスタイヤ「X-ICE XI3」との組み合わせだったが、滑りそうな状況では車両が“先読み”して駆動力を自動配分し、下りの山道でも非常にリラックスした気分でドライブを楽しませてくれた。
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左ハンドルという点さえ許容できれば、他の人とは違う個性的なラグジュアリーセダンとしてウッテツケの選択になるだろう。

写真:Copyright (C) General Motors

(zlatan)

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