■タマネギはやっぱり血管に効果があるらしい!
意外と知らないタマネギ研究のパイオニア「ハウス食品」、2013年には“切ると涙が出る仕組み”の解明で、イグノーベル賞まで受賞しています。
そのハウス食品によると、タマネギエキスの継続摂取は、動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中の予防などに役立つ可能性があるそう。世間でいわれる“血管の健康への効果”は、期待度大と言えるようです。
【参考】House タマネギ研究レポート(ハウス食品)
■生食ならサラダ、酢漬けやマリネも!
スライスのイメージが強い生タマネギですが、「タマネギ大好き!」という方には、あえて角切りもオススメ。カリっとした歯触りが楽しめます。
メキシコ風のトスターダやタコス風サラダ、キュウリやトマトと合わせてトルコ風の角切りサラダのチョバン・サラタスなど、ちょっと個性的なサラダに仕立てると味わいが引き立ちます。
常備菜なら、酢漬けやマリネも。
タマネギスライスをお酢と塩や蜂蜜で漬ける『酢タマネギ』は、以前大流行しテレビ等でもその効果が取り上げられました。
レモンと塩、オイルでマリネしておく『レモンマリネ』も、付け合わせやサラダのトッピングに大活躍します。
■寒い日に食べたい『オニオングラタンスープ』
タマネギをたっぷり取れる王道料理といえば、オニオングラタンスープ。
「大好きだけど、タマネギを長時間炒めるのも、オーブンで焼くのもメンドクサイ!」という方も多いのではないでしょうか?
■時短テクでも本格派の味わいに
オニオングラタンスープの基本は
・薄切りタマネギをバターでゆっくり炒め
・最後にマデラ酒やポルト酒を加えてちょっと炒め
・小麦粉を加えさらに炒め
・ブイヨンで煮て味付け
・焼いたバケットを浮かべ、おろしたグリュイエールチーズを乗せてオーブンへ
……と、実際なかなかロングな工程です。
休日などにじっくり取り組むのもいいですが、ちょっと手抜きして身近なレシピに変更するのもアリ!
定番のコツをいくつかご紹介します。
まず飴色タマネギを簡単につくるには…
※薄切りタマネギを、ラップ無しでレンジに数分。途中でかき混ぜてさらに数分。そこから炒めるとかなり早い!
※切ったタマネギを一度冷凍してから炒めるのも時短に効果的です。
※炒めの終盤に「スプーン一杯の水を加えて、それを飛ばしながら炒める」を繰り返すと色づきが早くなります。※上記のような時短テクを使わず真面目に炒める場合、最初は混ぜ過ぎないことが肝心!家庭の弱火なら、序盤は他の作業の片手間にちょくちょく混ぜるくらいで十分です。
チーズ&味付けは……
※オーブンをわざわざ温めずとも、小さな耐熱皿を選べばオーブントースターやグリルでもOK
※もっと簡単に、チーズトーストを乗せるだけでも十分おいしい!
※スープには黒こしょうを効かせると本格的な味わいになります。
この冬は、タマネギの美味しさと効果をたっぷり生かして、血管のお手入れをしてみては。
【参考】House タマネギ研究レポート
http://www.tamanegi-lab.com/
(くぼきひろこ)
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