■外食・中食が増えるとどうなるのか?
今、日本では外食や中食(お惣菜)にかけるお金が増えているというデータがあります。つまり、自炊をするのではなく、外食や中食で食事を済ませてしまう人が多いということです。
外食や中食では、自分が好きなものを食べる人が多いと思います。とはいえ、外食が続いてしまえば、自分が好きなもの「だけ」しか食べない状況が続いてしまうのと同じことです。
外食や中食のメニューというのは、冷めても美味しく食べられるように、味付けが濃い目だったり、こってりしたものが多いことが特徴です。食べた後の満足感を味わってもらうために、カロリーが高めで、ご飯の量が多く、野菜が少ないといったお弁当などが多いのです。
もちろん、昨今のヘルシー志向の影響で、野菜多めのヘルシーなお弁当なども登場しています。とはいえ、価格が高かったり、売っている場所が限られていて、なかなか手を出さない人が多いのも現状です。
外食や中食が増えてしまうと、メタボリックシンドロームになるリスクを高める塩分や脂肪分の過剰摂取に繋がることもあります。
高血圧やメタボは、年齢を重ねるごとに重大な病気に繋がる原因になります。外食や中食が悪いわけではなく、どういった食材をチョイスすればいいのかが大切になるのです。
■外食・中食で気をつけるべきポイントとは
忙しいビジネスマンの中には、どうしても外食や中食が多くなってしまうという人もいます。また、急に料理を始めろと言われても、なかなか上手くはいきません。そこで、外食や中食のメニューを選ぶときに、気をつけておくべきポイントがあるのです。
これさえ知っていれば、外食や中食でメタボになってしまうリスクを少なくすることが出来ます。
外食・中食で気をつけるべきポイントは「素材選び」です。できるだけ素材そのものの形や色が失われていないメニューを選ぶことが大切なのです。例えば、野菜スティックや野菜サラダ、焼肉、焼き魚やお刺身などです。
素材そのものの味が楽しめたり、油などを使っていないようなメニューを選ぶことで、メタボなどのリスクを少なくすることが出来ます。
また、ご飯を玄米にしたり、五穀米にするだけでも違うので、おかずを変えなくてもご飯だけ変えてみるというのも1つの手段です。
フライにしてあったり、から揚げにしてあったり、煮付けにしてあったりするものは、味が濃く、塩分などが多く含まれています。たまには味が濃いものを、と思って選ぶのはかまいませんが、毎回味が濃いものを選んでしまっては、健康を害してしまうのです。
ですから、なるべくシンプルなものを選ぶようにすると、外食や中食でもヘルシーで健康的な食事を摂ることができます。
■一手間加える上級テクニック
中食派であるという人には、買って来たお惣菜に一手間加えることで、簡単にヘルシー志向の食事を摂ることができます。
例えば、インスタントの味噌汁の中に、豆腐やわかめを加えるだけでもいいのです。納豆などを冷蔵庫に常備しておくことだけでも、バランスの良い食事を目指すことが出来ます。
おひたしや冷奴をプラスした食事にすることも、バランスの良い食事のきっかけになります。
カット野菜を買って来て、自宅で野菜炒めを作ることで、料理を始めるきっかけになる場合もあります。
買って来たものに一手間加えるだけでも、野菜を多めに摂ることができたり、バランスのいい食事を摂ることが出来ます。特に、納豆などの発酵食品は健康に良い食材なので、積極的に摂るようにするといいでしょう。
外食・中食派が増える中で、健康を意識することはとても大切なことです。普段の食事を少し意識するだけでも、メタボのリスクを減らし、健康的な毎日を送ることが出来るのです。
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