VRアカデミー賞決定!「東京VRコンテンツfes.2017」でお披露目

VR(バーチャルリアリティー)の世界が今アツい!

VRプロフェッショナルアカデミー第1期VRエンジニアコースの「第1回VRコンテスト」が6月24日(土)に行なわれ、「第1回 VRアカデミー賞」が決定。7月29日(日)に開催される、VRコンテンツの祭典「東京VRコンテンツfes.2017」でお披露目される。

今回の「VRコンテスト」のお題は、“JUST DO IT!VRコンテンツ!!”。

同コースにて、3カ月間の授業を受講しながら、学生メンバー個々人でオリジナルVRコンテンツを企画・開発。実質、開発期間約1カ月間という短い期間の中、すべての学生メンバーが作品を発表することができたという。

審査には、17社(20名)の企業が参加、入賞者を決定した。

その中から、今回は「VRアカデミー賞」受賞作品と、残念ながら賞を逃した次点作品のみを紹介しよう。

■次点入賞作品「VR乗馬」(佐藤さん)

「VR乗馬」は、その名の通り乗馬マシンに乗ってVR空間を馬に乗っているかのように体験できるコンテンツだが、それだけではない。

乗馬マシンのお尻を叩くと馬が加速し、両手で握った手綱を引っ張ると減速することができる。さらに手綱を曲がりたい方向に引っ張ることで馬が方向転換するので、本当に馬に乗っているかのような感覚が味わえ、いつまで乗り続けたいと感じてしまうコンテンツだ。

■VRアカデミー賞受賞作品「VR・UIカタログ」(太田さん)

「VR・UIカタログ」は、VRで提案されてきたさまざまなUIをカタログ形式にして体験できるというのが同コンテンツの内容。開発者の太田さんは、「さまざまな種類のUIのプロトタイプを実際に体験できるコンテンツを作成して提供し、VRの開発時のUIを検討する上での体験型VR向けUI評価ツールのプロトタイプとする」というのがこの作品を作る目的だとしている。

さらに、VRならではの体験としてフックショットが体験できるコンテンツなど、さまざまなミニゲームが楽しめるのも魅力的だったという。

7月29日(土)は最新のVR技術を体験しに、「東京VRコンテンツfes.2017」へ足を運んでみてはいかがだろうか。

『東京VRコンテンツfes.2017』(http://vracademy.jp/events/vrfes/
日程:7月29日(土)13時~17時
会場:お茶の水学園(東京都千代田区神田小川町3-28-10)
料金:入場無料

■VRコンテンツ開発の先進企業が出展
ゲーム、エンターテイメント、360度動画などを中心に、普段なかなか観られないBtoBコンテンツも
■VRクリエイターコーナー
インディー系(独立系)のVRコンテンツが出展。ジャンルを問わず、さまざまなVRコンテンツが出展
■VRプロフェッショナルアカデミー・VRエンジニアコース第1期生の修了作品を初公開
VRアカデミー賞受賞作品「VR・UIカタログ」「VR乗馬」「VRお化け屋敷」「気配を伝えるVRシステム」等

(R.Hirashima)