歌舞伎町で開催!「元自衛官」による光線銃サバイバルゲーム研修

一般的なサバイバルゲームは、広い野外のフィールドで参加者がチームに分かれ、モデルガンでBB弾を打ち合う。

厳格なルールはなく、当たった参加者は自己申告でゲームから離脱することが多い。あくまでも自己申告で行われる紳士のスポーツだ。

一方、赤外線銃サバイバルゲームは、赤外線銃といわれる赤外線のみを発射するもモデルガンを使用。

体に装着したセンサー赤外線が当たると命中と判定し、防具等がなしでも遊べるのが大きな特徴だ。

チームに分かれ、対戦するチームを攻略したり、対戦チームよりも多くのメンバーが生き残っることを目標とし、赤外線銃をつかって撃ち合いゲームを繰り広げる。

新宿、歌舞伎町ある本格スパイ体験アトラクション施設inSPYre(インスパイヤ)では、この赤外線銃を使った日本初の「元自衛官」による光線銃サバイバルゲーム研修(企業向け)が3月より、スタート。

inSPYreは、木箱や樽、金網や謎の部屋などに加え、迷路のように入り組んだ通路もあり、まるで秘密基地なので、どこから相手チームが出てくるか分からない、足音一つが命取りになる緊張感がある。

仲間と連携して攻撃したり、単独でどこかに隠れたりしながら、ゲームを展開。銃の射撃音や命中音などが鳴り響き、映画のシーンに入り込んだような体験ができる。

更に、元自衛官が教官役がとして登場し、自衛隊ならではの作戦の立案や百戦錬磨の元自衛官が様々なノウハウを伝授してくれる。

この研修の最大の目的は、今招集された人材の本来の能力を十分に生かし切れていない状態を解決し、それを最大限に活かし、発揮できる環境にすること。

具体的には、1ゲームごとに、チーム内での作戦会議を行い、状況の変化に対応する実戦、実戦の結果を全体的に俯瞰して見て、次にどうしていくべきかを考え振り返るPDCAサイクルを反復する。

このサイクルを通じて参加者に「生き残る」という人間の本能に訴えかける。

研修の言動を積極性や協調性として全体評価、リーダーシップや計画能力として能力評価に分割して、詳細に評価した後、最後にレーダーチャート付き結果表を人事担当者に提出。これにより、参加者の特性、能力を客観的に評価することが可能となる。

スリルと緊張感があるサバイバルゲームで生き残るという課題は、まさしく社会で生き残ることに通じる。個々の参加者の特性や能力を見極めるにもとても良い研修の課題だと感じる。

 

■「元自衛官」による光線銃サバイバルゲーム研修

場所:東京都新宿区歌舞伎町1-20-1 ヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町6F inSPYre(インスパイヤ)

http://hot-springs.jp/

《塩田健》