光学性能は、カメラのレンズに最優先に求められるもの。

ただ、人間が持ち歩んで操作する機械である以上、小型ということも重要な性能の一つといえる。

そんな性能を満たすレンズがケンコー・トキナーの「FíRIN 20mm F2 FE MF」だ。

 

理想的に配置された2枚のガラスモールド非球面レンズと3枚の超低分散ガラス（SDガラス）によって、球面収差や歪曲収差、色収差などを最大限に補正でき、高解像を実現している。

さらに、周辺光量落ちをはじめ、ディストーション、色収差などの光学データを取り込んであるので、各補正機能に対応し、高画質化に成功。F2という明るさも、暗い場所の撮影に威力を発揮。

一方、レンズサイズは最大径がΦ69、全長が81.5mmとなっており、コンパクトな印象だ。

 

（塩田健）