スイスの時計ブランド「ZENITH（ゼニス）」が創業160周年を迎え、ブランドの象徴色であるブルーを纏った特別なクロノグラフコレクションを発表。

「クロノマスター スポーツ」「デファイ スカイライン クロノグラフ」「パイロット ビッグデイト フライバック」の3モデルが、独自のブルーセラミックを纏い、各160本限定で登場する。ゼニスの歴史と革新を体現する、美しいトリロジーに注目が集まる。

「空」を象徴するゼニスのシグネチャーカラー

「ゼニス」という名は、創業者ジョルジュ・ファーブル＝ジャコ氏が夜空の星々にインスピレーションを受け、天体が到達する最高点「天頂（ Zenith ）」に、自らが追い求める卓越性の高みを重ねたことに由来する。無限に広がる空を象徴するブルーは、ブランドのシグネチャーカラーとして、ゼニスの時計製造における完璧さの追求を体現してきた。

セラミックは、耐久性、軽量性、そして快適な装着感を兼ね備えた優れた素材だ。特に、ゼニスが新たに開発した「ゼニス ブルー」は、深みのある独特な色合いを表現するために、長期間にわたる研究開発と複雑な製造プロセスを経て誕生した。セラミック製の部品の成形と仕上げには高度な技術が必要とされるが、ゼニスはゴールドやスチール製の時計と同様に、細部にまで細心の注意を払い、美しい仕上がりを実現している。

3つの象徴的な160周年記念モデル

2023年に発表された「パイロット」は、航空界への情熱を表現したコレクションだ。42.5mmのブルーセラミックケースに、ビッグデイトとフライバック機能を搭載したエル・プリメロ 3652キャリバーを搭載。パイロットウォッチの伝統を忠実に再現したデザインと機能性が特徴だ。工具なしで交換可能なストラップシステムも魅力。

1969年のオリジナルモデルを現代的に再解釈した「デファイ スカイライン クロノグラフ」は、建築的なケースと多面的なベゼルが特徴だ。コレクション初のオールセラミックモデルとして、ゼニスブルーで統一された美しい外観を持つ。エル・プリメロ 3600キャリバーを搭載し、1/10秒単位での計測を可能にする。こちらも簡単にストラップを交換できるシステムを採用。

ゼニスのスポーティな魅力を体現する「クロノマスター スポーツ」は、高振動の計時技術と現代的なデザインが融合したモデルだ。ゼニスを代表するスポーツシックなクロノグラフが初めてブルーセラミックをケースに採用し、洗練されたラインを際立たせている。エル・プリメロ 3600キャリバーを搭載し、1/10秒計測のクロノグラフ機能を提供する。

各160本限定という希少性も、この特別なコレクションの価値をさらに高めている。時計愛好家にとって、見逃せない逸品であることは間違いない。

ゼニス公式サイト：https://www.zenith-watches.com/ja_jp

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000051670.html

（akihiro takeji）