キッチンウェアの老舗・富士ホーローが、職人技術と日本の色彩美を融合した新シリーズ「匠」を発表。
鉄のような重厚感と琺瑯(ほうろう)ならではの柔らかな艶をまとった全10アイテムを、公式オンラインショップならびに全国の百貨店・専門店などで販売中だ。
セイコーの高級腕時計にも採用された“鉄色”をキッチンへ――暮らしの道具も、感性で選ぶ時代だ。
“鉄色”の奥行きを、キッチンで味わう
新シリーズの最大の特徴は、セイコー プレザージュの腕時計の文字盤にも採用された“鉄緑”と“鉄黒”の2色。監修したのは、琺瑯一筋50年余りの職人・横澤満氏だ。
焼成を幾度も重ねて完成したその色は、見る角度によって微妙に表情を変える。まさに“暮らしの中の工芸品”と呼ぶにふさわしい仕上がりだ。
握りやすさと美しさを両立する、三又つまみ
デザイン面にも妥協はない。シリーズ全体に共通して採用されたのは、実用新案申請済みの「三又つまみ」。ミトンや濡れた手でも握りやすい工夫が施されており、機能性と造形美が見事に融合している。
さらに、持ち手にはダークブラウンの木材をあしらい、全体のトーンに高級感を添えている。
使い手に寄り添う、全10アイテム展開
ラインナップは、12cmのミルクパンから22cmの深鍋、2.3Lのケトルまでの全5型×2色。価格は3,000〜6,000円と手に取りやすく、ギフトにもおすすめだ。
それぞれの器には、日常の動作を美しく支える工夫が詰まっている。例えば、ミルクパンは下茹でや湯沸かしに最適で、両手鍋は炊く・茹でる・煮る・揚げるを1台でこなす万能型。シンプルながら用途に応じたサイズ感が魅力だ。
“100年使える道具”という思想
ホーローは、金属とガラスを融合させた素材。ニオイや汚れがつきにくく、酸や塩にも強いことから、梅干しやジャムの保存にも向いている。
IHにも対応し、オーブンでも使用可能。さらに、ガラス質の表面が化学反応を起こさないため、衛生的で長持ちする──。それはつまり、“使い捨て”とは真逆の思想だ。
生活に、色と温もりを添える器
「鉄色を後世に残したい」。そう語るのは、シリーズの色出しを手がけた横澤氏。日々の台所に、ほんの少しの誇りと歓びをもたらしてくれる──そんな“匠の器”を、あなたのキッチンにも。
匠(TAKUMI)シリーズ
価格:12cmミルクパン 3,000円 / 18cm片手鍋 5,000円 / 20cm両手鍋 5,000円 / 22cm深鍋 6,000円 / 2.3Lケトル 5,000円
カラー:いずれも鉄緑/鉄黒の2色展開
商品一覧ページ:https://www.honeyware.co.jp/lineup/takumi.html
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000114886.html
(山之内渉)
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