1946年創業のナガノインテリア工業が、4月8日(火)からイタリア・ミラノで開催される「Salone del Mobile.Milano(ミラノサローネ)」に出展する。
今回の展示では、イタリア人デザイナーによる新作アイテムや、昨年好評だったスツールの新バージョンをはじめ、老舗木製家具ブランド「NAGANO INTERIOR」の製品理念を表現するアイテムを展示する。

NAGANO INTERIOR_ph_ToLoLo studio
革新と機能美が融合したライブラリー「CASTELLO(カステッロ)」
今回の出展となるのは、イタリア人デザイナー、ジョヴァンニ・レヴァンティ氏による「CASTELLO(カステッロ)」。トランプを積み重ね城の形を作る伝統的な子供の遊びから着想を得たという同作。折り畳み可能ながら重厚感を持ち、用途の幅広さが特徴だ。

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ベーシックバージョンは2種類のサイズ展開(60x37xh90cm/120x37xh90cm)。スタッキング機能を備え、エレガンスと実用性を兼ね備えた一品に仕上がっている。
楠の温もりが加わった名作スツール「COUPÈ(コッペ)」
昨年好評を博したスツール「COUPÈ(コッペ)」には、新たに国産材のクス(楠)が仲間入り。宮崎県産の楠は、日本の伝統的な建築や神聖な空間で使用されることが多く、心地よい香りと高い耐久性を誇る。
座面はファブリックと天然皮革から選べ、フレームには「MUGI」「MISO」「KOME」「SOBA」「KUROGOMA」といった和の名を冠した5色の塗装を施した。高さは6種類(43、48、53、58、63、68cm)で、書斎、キッチン、リビングなど様々なシーンにフィットする。

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伝統と革新が融合するナガノインテリア
ナガノインテリアは、持続可能な家具づくりにも注力している。端材や木くずは工場のボイラーで熱エネルギーへと変換し、廃棄ゼロを目指している。また、200haの森林管理や太陽光発電を通じ、エコフレンドリーな生産体制を構築している。
また、ナガノインテリアは、創業以来、和の精神を大切にしながら、時代の変化に適応した家具づくりを続けてきた。2025年のミラノサローネでは、伝統技術とモダンデザインが融合した新作を発表し、世界の市場に向けてさらなる飛躍を遂げるだろう。
NAGANO INTERIOR
公式サイト:https://www.nagano-interior.co.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000110851.html
(Fumiya Maki)
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