インドのDucere Technologies社が、振動で道案内をしてくれるというスマートシューズ「Lechal」を開発した。この「Lechal」はユーザーのBluetooth通信でスマートフォンと同期し「Googleマップ」と連動したアプリによって、目的地までナビゲーションしてくれる。
目的地とルートを入力し移動すれば、左右の靴が振動して、曲がるべき場所と方向を示してくれるという仕組みだ。「Lechal」のラインナップを紹介すると、赤と黒のシューズ型と手持ちの靴にもインストールできるソール型が用意されている。
シューズの方はかなりスポーティーな仕上がりで、とても軽くに作られている事がわかる。
汚れや匂いがつきにくい抗菌加工なども施され価格は100ドル~150になる見込みだ。ソール型の方は米国のサイズで6号~14号までが用意され、スポーティーなファッションをしない時でも、普段の靴に入れて使用することができる。この「Lechal」はソール内のバッテリーパックにより作動し、フル充電状態なら約3日間の連続使用が可能となる。その他にもフィットネス向けの利用も想定されており、「Lachal」からウォーキングやジョギングの歩数データをアプリに送り、スマートフォンで測定した移動距離などの情報から消費カロリーの算出することなど、データ管理も可能になる見込みだ。
「Lechal」は現在コンセプトの段階で、今後デザインの変更や機能が増えて行く事が想定される。このスマートシューズの今後に注目したい。
(Lion-Maniacs)