「セレブリティクルーズ」エッジクラス6隻目建造へ。クルーズ旅行の新時代を予感

ロイヤル・カリビアン・グループ(RCL)は、セレブリティクルーズ6隻目となるエッジクラス客船の建造契約を締結、2028年の納入を予定する。最新の姉妹船「セレブリティ・エクセル」は、2025年11月にデビューを控えている。

RCL社長ジェイソン・リバティ氏は、「エッジクラスはクルーズ旅行の新基準を確立した」と語り、次の一歩への期待を示した。

エッジクラス6隻目が登場、新たな船旅の基準へ

RCLは、セレブリティクルーズのエッジクラスシリーズに6隻目となる新造船を加えることを発表した。この新しい船は、革新的なデザインとラグジュアリーな体験で注目を集めるエッジクラスの伝統を受け継ぎつつ、さらに進化したクルーズ体験を提供するものと期待されている。

納入は2028年を予定しており、同シリーズの最先端技術や洗練された設備を継承するだけでなく、未発表の新機能が搭載される予定だ。最新の技術とデザインにより、セレブリティクルーズが築き上げてきた「究極の船旅」の基準をさらに引き上げるだろう。

11月デビューの「セレブリティ・エクセル」にも注目

新たに建造される6隻目だけでなく、11月デビューの5隻目「セレブリティ・エクセル」についてもさまざまな情報が発表されている。

「ドリームメーカーズプログラム」を導入

セレブリティクルーズは「セレブリティ・エクセル」の完成に向けて「ドリームメーカーズ」プログラムを発表した。この取り組みは、旅行者が船内体験の最終決定に参加できるという画期的なプログラムだ。

プログラム参加者は、インテリアデザインや飲食のコンセプト、ショーの構成など、多岐にわたる要素をオンライン投票や特別イベントを通じて決定することができる。

セレブリティクルーズのマーケティング&プロダクト責任者、マイケル・シャイナー氏は「お客様とともに、真に愛される船内体験を作り上げたい」と述べている。

カリブ海と地中海を巡る洗練された航路

「セレブリティ・エクセル」は、今年11月に7泊のカリブ海クルーズでデビュー。その後、2026年夏にはバルセロナやアテネ発着の地中海クルーズが運航される。航路にはポルトガル・マデイラでの夜間停泊が含まれるなど、特別な旅程が計画されている。

また、「セレブリティ・エクセル」は環境に配慮したトライフューエルエンジンを採用し、RCLの「Destination Net Zero」ビジョンに貢献する。

世界が認めるセレブリティクルーズの優雅さ

セレブリティクルーズは、ミシュランシェフが監修する料理や、著名なデザイナーが手がけるインテリア、きめ細やかなサービスで高い評価を得ている。フォーブストラベルガイドからクルーズ史上初の4つ星評価を受けるなど、その実力は世界的に認められている。

新たな時代を切り開くエッジクラスの挑戦

RCLのジェイソン・リバティ社長兼CEOは、「エッジクラスは、斬新なデザインと卓越した体験で、クルーズ旅行の新基準を確立しました」と語り、6隻目の船がこのビジョンをさらに押し進める重要なステップであることを強調した。

革新的なデザインを象徴するエッジクラスは、旅の可能性を広げ、船旅の未来をリードし続ける。新たな船がもたらす取り組みや未発表の機能には、今後も大きな期待が寄せられている。

セレブリティクルーズ 公式サイト:https://www.celebritycruises.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000026704.html

(山之内渉)