山口県下関市にある、185年以上の歴史を持つ老舗の温泉旅館「川棚グランドホテルお多福」。同施設が2月1日(土)から10日(月)までの期間、「本場下関ならでは天然とらふくフルコースフェア」を開催する。
下関といえば、長い歴史を持つふぐ料理の本場。川棚グランドホテルお多福が50年かけて磨き上げてきたふぐ調理の技術を駆使した、最上級のとらふぐ料理を堪能したい。
下関のふぐ料理、136年の伝統を味わう
下関でふぐ食が解禁されたのは1888年のこと。以来、下関には全国から多くの職人が集まり、豊かなふぐ食文化を育んできた。今では下関はふぐ料理の本場と目されており、天然から養殖まで、そして種類を問わずに多くの食用ふぐが集まる。
ふぐの中でも特に美味として知られるのがとらふぐだ。天然とらふぐは、ふぐの体を傷めないことから延縄漁のものが最良とされる。この点においても山口県内の船団は優秀で、ここで獲れるとらふぐは市場でも価値が高い。
世界でも類のないふぐ専用市場である南風泊市場、目利きに優れた仲卸人、ふぐの処理知識と技術の蓄積、そして先人たちが編み出したふぐの魅力を引き出す調理—下関には、ふぐを美味しく味わうためのさまざまな仕組みが詰まっている。
下関ではふぐのことを、幸福を招くよう「ふく」とも呼ぶそうだ。
川棚グランドホテルお多福で“ふく”を堪能
この冬、「川棚グランドホテルお多福」ではそんなふぐを存分に味わえるフェアを開催する。
調理するとらふぐは、ふぐの老舗卸問屋「畑水産」が厳選。上質なとらふぐを用いて、川棚グランドホテルお多福が50年以上にわたり培ってきたふぐ調理法を活用した特別なコース料理を振る舞う。
注目は、3日間寝かせることで旨味を引き出した「熟成とらふく刺し」。やや厚めに引くことで、成熟したふぐの風味をいっそう楽しめるように工夫した。
秘伝の下地に漬け込んだ「とらふく唐揚」も絶品だ。衣を薄く纏わせてカラッと仕上げた唐揚は、ひと口食べると骨まわりのコラーゲンがとろとろと溶け出す。
そして〆は、とらふぐのあらで仕立てるふくちり。ふくちりはスタッフが目の前で仕立てて、一番美味しいタイミングで取り分ける。最後まで贅沢な気持ちで楽しめることは間違いない。
この機会に川棚グランドホテルお多福を訪れ、至福の時間を体験してみては。
川棚グランドホテルお多福
所在地:山口県下関市豊浦町川棚4912-1
「本場下関ならでは天然とらふくフルコースフェア」予約ページ:https://www.489pro.com/asp/489/menu.asp?id=35060013&ty=lim&plan=691,692,693&lan=JPN
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000154200.html
(IKKI)