D2C ID社は、プロトタイピング展示会「IDEATIONS Vol.3(アイディエーションズ)」を、11月19日(火)から22日(金)まで東京・汐留の「スタジオ ダ・ヴィンチ」で開催。「IMG SRC STUDIO(イメージソーススタジオ)」メンバーによる新作6点を展示する。
期間中はトークセッションも実施。次世代のクリエイティブ&テクノロジーに興味がある人は見逃せない企画だ。
来場者と共創の可能性を探る展示「IDEATIONS」
「IDEATIONS」という展示会は、さまざまな課題や理想を超えていくためのクリエイティブ・テクノロジーのアイデアを生み出すイベントとして発足した。同展では展示やトークセッションを通して、来場者と共創の可能性を探っていくことを目指したコンテンツを用意している。
今回で同展は3回目となるが、展示される6点のプロトタイプは、最新型空間コンピューティングデバイスやバーチャルプロダクションなどのデジタルコンテンツが、現実世界とシームレスに融合するインタラクティブな体験を提供してくれる。
今回展示される6点のプロトタイプ
展示予定のプロトタイプについて紹介したい。まずはイベントの持ち帰り施策に活用できそうな「Immersive Movie Booth」。バーチャルプロダクションの技術とモーションコントロールカメラを使って体験者のリアルな姿を撮影し、背景のバーチャル空間とシームレスに連動した動画が生み出せる。
「Immediate XR – Web × VPS -」は高精度VPS(Visual Positioning System)を活用したWeb XR。VPSによる現実世界の物体認識とスケールの大きなCGを組み合わせて、没入感の高いXRを生み出す。
おもちゃに制御機構を取り付けて物理的な制限限界に挑む「Physical Control Ecosystem」は鑑賞型の作品。ディスプレイ・エンターテインメントの新しい形を模索する。
「Spatial Interaction Hub for Apple Vision Pro」は現実のスイッチを使い空間コンピューティングにおけるインタラクションを模索するプロトタイプだ。
「Unusual Traffic Signs」では最新ARグラスを使って、道路標識をモチーフにした異空間を体験できる。
直感的に歴史資料を探究できる「Snapshot of Historical Facts」は、各年代のパブリックドメインをコラージュ表現で構成して体験者のノスタルジーを引き出し、新しい発見や学びを提供できるプロトタイプ。
期間中は有識者を招いたトークセッションも開催
また、期間中は外部の有識者を招き全4回のトークセッションを開催する。
11月19日(火)の18:30~19:15は「OPEN HUB Park 共創を加速させるデジタルコンテンツの在り方」というテーマだ。エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズから「OPEN HUB for Smart World」の担当者2名が登壇し、デジタルコンテンツの在り方について語る。
11月20日(水)の18:30~19:15は「生成AI時代に自分で形にしてみる大切さを考える」というテーマ。電通の尾上氏が「まず自分で形にする」ことの価値と向き合う。
11月21日(木)18:30~19:15はリアルとデジタルの融合を可能にする革新的な空間コンピューティングの可能性について語り合う。
そして11月22日(金)の17:30~18:15は次世代のイベント設計について模索する。
ビジネス等にも活用できそうなアイデアが詰まった展示会に足を運んでみよう。
IDEATIONS Vol.3
会期:11月19日(火)~ 11月22日(金)、11:30~19:30 ※最終日は18:30終了(最終受付:17:30)
会場:スタジオ ダ・ヴィンチ
所在地:東京都港区東新橋2-4-6 パラッツオシエナ1F
参加費:無料
参加予約:https://form.run/@ideations2024
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000021746.html
(Mayu)