近年、あおり運転をはじめとする交通トラブルへの対応策としてドライブレコーダーのニーズが増えている。また、撮影範囲や画質、夜間の撮影性能や駐車中の監視機能など、ユーザーが求めるポイントも多種多様だ。
自動車の関連製品を手がけるパイオニア社ではこうした市場の動向を踏まえて、新たに2カメラタイプのドライブレコーダー3機種を11月から順次発売する。詳しく紹介しよう。
高精細に記録できるドライブレコーダーが誕生
今回登場するのは、「VREC-DZ810D」「VREC-DZ410D」「VREC-DZ210D」といった3種類のドライブレコーダー。
特に注目は、最上位機種にあたる「VREC-DZ810D」だ。このモデルのフロントカメラは4K録画に対応しており、約200万画素の従来のフルHDと比較して約4倍の高解像度を誇る。これにより、ナンバープレートや看板といった周囲の詳細な状況を高精細に記録できる。
もちろん、他の「VREC-DZ410D」と「VREC-DZ210D」が劣っているわけではない。こちらはフロントカメラとリアカメラが高感度フルHD録画に対応しており、約200万画素の精度で映像を記録する。「VREC-DZ810D」についても、リアカメラは同様の仕様だ。
「ウルトラナイトサイト」で夜間の運転も安心
「VREC-DZ810D」と「VREC-DZ410D」のフロントカメラは、SONY製CMOSセンサー「STARVIS」とパイオニア社独自のAI-ISP(画像処理プロセッサ)を組み合わせた「ウルトラナイトサイト」に対応している。この機能により、夜間をはじめとする暗い環境下でも、コントラスト豊かに鮮明な映像を残すことができる。
リアカメラは高感度録画機能「ナイトサイト」に対応。トンネル内でも安心だ。また、前後のカメラにはそれぞれ露出補正機能が付いており、リアガラスがスモークガラスの場合でも適切な明るさで録画できる。
配線が目立たないからスッキリと設置できる
デザイン面も申し分ない。いずれのモデルも、フロントガラスに取り付けられるコンパクトな一体型形状と、電源ケーブルとリアカメラ用ケーブルにL型端子を採用。運転中の視界を邪魔しない上、配線を目立たせずスッキリと設置できる。
さらに、「VREC-DZ810D」と「VREC-DZ410D」については3インチの液晶モニターも搭載。録画映像や操作画面をサッと確認できるのが魅力だ。操作ボタンは本体下部に配置されているため、ミラーの裏に取り付けた場合でもスムーズに操作できる。
この他にも、パイオニア社のドライブレコーダーには便利な機能が多彩に備わっている。別売りユニットを購入すれば駐車時間も車を監視できる他、データの断片化を防ぐ「SDメモリーカードフォーマットフリー機能」や、書き込み時の異常を知らせる「SDカードフォーマット警告機能」も搭載しており、録画の際のトラブルを最小限に抑えられる。
交通トラブルに備えたいドライバーにとって強力な味方となりそうな予感だ。
カロッツェリア ドライブレコーダー詳細ページ:https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/recorder_sd/?ref=header
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000910.000005670.html
(IKKI)