神奈川・小田原の鈴廣かまぼこは、慶応元年(1865年)より受け継がれる職人技のすべてに一番を揃えた逸品、正月限定かまぼこ「一(はじめ)」の予約販売を、11月15日(金)より限定300組で開始する。
“幻のかまぼこ”とも称される華やかな同かまぼこを、「年始め一番」にじっくりと味わおう。
題字を手がけるのは音楽家・久石譲氏
近年は予約開始後に即完売することも多いという人気の「一」。同かまぼこを納めた木箱の掛け紙には、「小田原蒲鉾かくあるべし」という思いを込め、毎年各界を代表する人に墨痕鮮やかな題字を依頼をしているという。
今年は数多くの名曲を残してきた音楽家の久石譲氏が、指揮棒でのひと降りで揮毫(きごう)した。
年の始まりにふさわしいさまざまな“一番”
同かまぼこは、魚・素材・技のすべてにおいてこだわり抜いて作られている。
「魚の一」
すり身の原料となる魚から厳選される、同かまぼこ。使用されるのは、新鮮な生のグチとオキギス、クロムツだ。オキギスにいたっては、「一」のためだけに特別に漁に出て、身の優れたものを選び抜く。
魚の大きさはかまぼこ特有の食感に影響するため、その年ごとに、職人がしなやかな弾力を生み出す最適な大きさの魚を選ぶ。かまぼこの弾力を左右する摺り加減や温度管理、板付けは職人の手の感触で緻密に決められている。
「素材の一」
こだわり抜かれているのは魚だけではなく、水にもこだわり、名水「箱根百年水」が使用されている。同名水は適度なミネラルを含み、鉄分をほとんど含まないため、身の白さを増すだけでなく、小田原かまぼこ特有のぷりぷりとした弾力も引き出す。
さらに塩は、ミネラルを豊富に含み、かまぼこの弾力としなやかさを引き立てる天然塩を使用した。
「技の一」
「一」の富んだ弾力を引き出すためには、職人の目利き力だけでなく、20年以上の修業を積んだ職人の「技」も必須だ。
通常のかまぼこの2倍の大きさもある同かまぼこを作るために、板に魚のすり身をのせる工程では、一度に大量のすり身を盛らずに、数ミリ単位で少しずつ丁寧に、薄く延ばしたすり身の層を積み重ねるように、板につけていく。
すり身の層と層の間に空気が入らないように均等に付けていくことで、極上の食感と艶が生まれる。
すべてにおいてこだわり抜かれた年に一度の特別なかまぼこ「一」を、忘れずに手に入れたい。
御蒲鉾「一(はじめ)」
予約開始日:11月15日(金)9:00〜
価格:紅白2本組24,000円(送料・税込25,920円)
販売個数:限定300組 ※先着順にて締切
お届け予定日:12月28日(土)
販売方法:電話注文、公式オンラインショップ
商品ページ:https://ec.kamaboko.com/shop/goods/index.html?ggcd=0352
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000135819.html
(kyoko.)