電気と水を自給する自然共生型ホテル「allbeans Kochi」で、持続可能な“オフグリッド”を体感!

高知県香美市に電気と水を自給する自然共生型ホテル「allbeans Kochi(オールビーンズ高知)」が、10月にグランドオープンを迎えた。

同ホテルは、定員2名×2つのキャビンで構成。ホテルとしての快適性や機能性はそのままに、電線や水道にはつながず、太陽光発電と雨水濾過システムでエネルギーを自給する“オフグリッド”を実現している。

サステナブルなオフグリッド型キャビン

高知市の中心部からクルマで約35分。一級河川の物部川(ものべがわ)沿いにたたずむ同ホテルは、電気と水を自給するオフグリッド型の宿泊施設となる。

オフグリッドとは、電気や水道といった既存のインフラから独立した状態のこと。同ホテルでは、電気は太陽光で発電し、水は雨水を濾過・滅菌することで生活用水として使用している。

また、地域内で自然資本と経済資本が循環する、“ローカルインフラ”の確立を目指している点も特徴のひとつ。地元の木材を使ってキャビンをつくり、荒廃した土地に価値を与えるだけでなく、ホテル運営で雇用を生み出すことで、地方の活性化にも貢献していく。

ちなみに既存のインフラを使わないため、公共インフラを利用できない場所にもキャビンの設置が可能。また、災害時には避難場所として活用することもできる。

ホテルとしての快適性や機能性も充実

サステナブルなだけでなく、ホテルとしての快適性や機能性も充実している。

キャビン内には、水の上に浮遊しているような感覚を楽しめるクイーンベッドをはじめ、キッチンやシャワールーム、トイレ、空調設備などを完備。また、より濃密に自然との一体感を味わえるオープンデッキやガーデンスペース、料理も楽しめる焚火台などを備えている。

同ホテルではWi-Fiも利用可能だが、彼女と宿泊する際は、スマホを用意された木製のロック付きボックスに保管して、デジタルデトックスを実践してみるのも悪くないだろう。

同ホテルを運営するallbeans社では、地域に眠る遊休地を活用したい人に向け、オフグリッド型ホテルの導入をサポート中。まずは実際に宿泊して、オフグリッドならではの価値や可能性をリアルに体感してみたい。

allbeans Kochi
場所:高知県香美市
公式サイト:https://allbeans.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000149513.html

(zlatan)