10月2日(水)に開業する曹洞宗大本山永平寺の参道沿いの商業施設「Hikari Terrace 輝坊(ヒカリテラスキボウ)」に、鋳物メーカーの直営店「能作 永平寺店」がオープンする。
永平寺の寺紋入りのぐい呑みなどの限定品をはじめ、寺院内の吉祥閣売店で寺の見どころである傘松閣の天井画5種をあしらった錫製の器を限定販売する。
富山の老舗鋳物メーカー「能作」が新しい直営店を展開
同店を展開するのは錫(すず)を使用した酒器や花器などを製造販売する能作。同社は1916年(大正5年)に創業した、富山県の伝統工芸を今に受け継ぐ鋳物メーカーだ。
職人により受け継がれてきた高度な技術と丁寧な手作業で、錫100%の曲がる「KAGO」シリーズや酒器、真鍮の花器や風鈴など、錫製品を幅広く製造、販売している。今回オープンを控える「能作 永平寺店」は国内19店舗目の直営店だ。
寺紋入り錫100%製の商品を店舗限定で発売
永平寺店限定品として、永平寺の寺紋「久我龍胆(こがりんどう)」をあしらった錫100%製の商品、「ビアカップ」「ぐい呑み」「茶托」「お香立て」の4点を販売する。
傘松閣の天井画5種をあしらった錫製の器を限定販売
さらに、傘松閣の天井画5種をあしらった、錫製の器を寺院内の吉祥閣売店限定で販売する。
永平寺にある傘松閣の格天井には、日本画家144名による230枚の絵画が飾られている。その多くは花鳥を題材とした絵画だが、5枚だけ生き物が描かれた絵画が存在しており、それを見つけると願いが叶うと言われている。
永平寺の参道沿いにオープンする「Hikari Terrace 輝坊」
Hikari Terrace 輝坊は北陸新幹線福井敦賀延伸開業や、インバウンドで観光客増が見込まれる新スポットとして10月2日(水)に開業する商業施設。
木造平屋建ての建物には、永平寺所有の山林から切り出した杉や福井県産材を使用している。
同施設内には「能作 永平寺店」のほか、珈琲豆の卸問屋が展開する人気コーヒー店の新形態「ごはんカフェ」、伝統工芸品のセレクトショップをオープンする。
新しくオープンする空間で、お気に入りの錫物を見つけたい。
能作 永平寺店
所在地:福井県吉田郡永平寺町志比24-27 Hikari Terrace 輝坊 内
営業時間:9:00~16:30 ※年中無休
能作公式サイト:https://www.nousaku.co.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000057155.html
(hachi)
※表示価格はすべて税込