貝印「紙カミソリ」に現代美術家 横尾忠則さんのアートが描かれたコラボデザインが登場

グローバル刃物メーカーの貝印より、現代美術家の横尾忠則さんとコラボレーションした「紙カミソリ × 横尾忠則 アーティストコラボレーションシリーズ」が登場。

『ピンクガール』シリーズをデザインした「紙カミソリ」4本セットを一部店舗で販売しているほか、9月9日(月)より貝印公式オンラインストア「KAIストア」にて販売開始する。

貝印と横尾忠則さんがコラボしたオリジナル紙カミソリ

「紙カミソリ」はハンドルに紙、ヘッド全体を含む刃体に金属を使用した、貝印が2021年に発売した世界初*のカミソリ。「iF DESIGN AWARD 2022最高賞 iFゴールドアワード」「2021年度グッドデザイン賞」など数々の栄誉ある賞を受賞し、注目を集めた商品だ。

今回のコラボレーションでは横尾忠則さんの『ピンクガール』シリーズの作品を「紙カミソリ」にデザインした。日常を楽しく彩るための美しいデザインを日々進化させている貝印のデザインと、アートが融合したコラボレーションとなる。

8,800円(税込)

8,800円(税込)

コラボ商品は実店舗「NADiff a/p/a/r/t」、ECショップ「NADiff Online」「OIL by 美術手帖」にて先行して販売している。

横尾忠則さんコメント

横尾忠則さんは東京都現代美術館、東京国立博物館などで個展を開催するほか、多数の受賞歴、東京都名誉都民の称号を持つ現代美術家。

今回のコラボレーションについて、「『紙カミソリ』は折り紙のようでもあり、1枚の紙から鶴や兜を折ることにも似ていて極めて日本的でもあるように感じます。僕の絵を入れるなんて、お遊びの精神から生まれた商品でもあるわけだから、その精神を徹底して、社会に拡張していけば『紙カミソリ』が既存の概念を変え、世界を変えていくことになると思います」とコメントしている。

デザインを担当したデザイナー鈴木曜さんコメント

同商品のデザインを手掛けたのは、ForbesJapan誌「世界を変えるデザイナー39人」(2019年)、日経「マーケターオブザイヤー2021」にも選出された鈴木曜さん。

鈴木さんは『ピンクガール』とのコラボレーションを考えていたところ、横尾さん本人からも「『ピンクガール』という作品がいいかもしれない」と提案され、運命を感じたという。

デザインに関しては、「女性が髭を剃るというショッキングな作品がカミソリに載っているのは、ある意味スキャンダルだ」という横尾さんの一言に感銘を受け、デザインにも組み込み、作品の配置や、裸体の見え方にもこだわったという。

続けて「3種類のバリエーションを持つ『ピンクガール』を全て網羅し、先生監修の元でオリジナル仕様のリメイク『モザイク仕様』もデザインさせていただきました。ぜひ商品を手に取って組み立ててみてください」と語っている。

刃物の町、岐阜県関市の刃物メーカー貝印と、横尾忠則さんのデザインとアートが調和した商品をチェックしてみて。

紙カミソリ × 横尾忠則 アーティストコラボレーションシリーズ
セット内容:オリジナルデザイン紙カミソリ4本
価格:8,800円(税込)
発売日:
≪先行販売≫8月23日(金)~「NADiff a/p/a/r/t」(実店舗)、「NADiff Online」(EC)、「OIL by 美術手帖(EC)
≪通常販売≫9月9日(月)~ 貝印公式オンラインストア「KAIストア」
≪順次発売予定≫横尾忠則オンラインショップ(アートプラネット・ワイ)、横尾忠則現代美術館

貝印公式オンラインストア:https://www.kai-group.com/store

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000574.000025105.html

(hachi)

* 金属だけでできたヘッドと紙ハンドルからなるカミソリ(特許第6894054号)