昭和天皇・上皇陛下も宿泊した登別グランドホテルは、登別の迎賓館と称される創業86年の老舗ホテルだ。
同ホテルは、滞在のゲストや日帰り入浴客はもとより、登別を訪れた人々が気軽に利用してもらえる空間として、カフェ「ユーカラ」を本格的なカフェへと全面改装し、7月8日(月)にオープンした。
温泉やサウナのあとにカフェタイムでのんびり寛ぐ
ホテル1階のロビーにあるカフェ「ユーカラ」は、この度の全面リニューアルにより、色や形状、そして素材の異なる椅子・ソファーを新たに設置し、より寛ぎの空間を演出したスペースに変貌した。
この改装は、自慢の温泉とサウナでととのった後は、大きなガラス窓から、光が差し込む明るい空間の「ユーカラ」で、のんびりと優雅なひと時を過ごしてもらいたいというホテルの想いからだった。
そして、ゲストの寛ぎタイムをより充実なものにするのが、同カフェのブックライブラリーだ。ここには、HOKKAIDO・NATURE・RELUX・ART・FOODの5つのテーマを設け、100冊を超える書籍を揃えている。
中でも、RELUXのテーマでは、登別温泉関連の書籍や、ととのうをより体感できるサウナの入り方を紹介する本もある。
新たなブレンドのコーヒーやフードメニューも充実
元々オリジナルブレンドのコーヒーに定評があった「ユーカラ」。今回の改装に合わせ、従来のブレンドの味わいを踏襲しつつ、独自のブレンドで配合した豆を用いたコーヒーを用意する。
ブラジル産の豆をメインにしたニューブレンドは、ナッツのような香ばしいフレーバーと、まろやかな甘さでバランスの取れた味わいに仕上がった。
中深煎りにすることで、ほどよいコクがありながら、滑らかな口当たりが特徴の「ユーカラブレンド」の登場だ。同ブレンドは、ホット・アイスともに770円で提供する。
また、北海道産の牛乳をたっぷり使ったカフェラテの他に、サウナ後にぴったりの「エスプレッソトニック」880円などのドリンクも揃う。
エスプレッソトニックとは、エスプレッソコーヒーと炭酸水のトニックウォーターを組み合わせた、カクテルのようなコーヒーバリエーション。
一部のコーヒー愛好家たちに愛されてきたこのドリンクは、ビターコーラを思わせるような特徴的な風味を持っている。
さらに同カフェでは、ドリンクだけでなく、デザートやフードメニューも充実。
デザートでは、「バームクーヘン ブリュレ」770円がおすすめ。北海道産の食材にこだわり手づくりするホテル特製・手作りバームクーヘンにカスタードクリームをトッピングし、上面を焦がしたデザートだ。
また、フードメニューでは、コトコトとじっくり煮込んだ深みのある味わいのビーフシチューにサラダ・パン・スープがつく「ビーフシチューセット」2,200円がおすすめだ。
この他、丁寧に焼き上げたフワフワのだし巻き玉子をサンドイッチの具にする「だし巻き玉子サンドセット」1,320円も用意する。
登別の迎賓館として80年以上の歴史を刻む北海道の老舗ホテル。自慢の温泉とサウナの後は、新装なったカフェで、北の大地の息吹を感じながらのんびりと寛ぎたい。
カフェ「ユーカラ」
所在地:北海道登別市登別温泉町154 登別グランドホテル 1F ロビー内
営業時間:9時~17時
公式サイト:https://www.nobogura.co.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000101745.html
(高野晃彰)
※価格は全て税込