かつての学び舎が、気づきや感動を共有する場所として生まれ変わる。
来たる6月1日(土)、全国初*となる阿波おどり円形シアターを含む観光施設「tonaru(トナル)」がオープンする。
徳島県鳴門市の2つの廃校を活用した同施設では、阿波おどりの観覧やウチノ海での釣り体験、鳴門市初*のオートキャンプなどが楽しめる。
歴史的モダニズム建築をリノベーション
「鳴門の渦潮」や瀬戸内海国立公園といった風光明媚な観光スポットを揃える鳴門市には、年間を通じて国内外から多くのツーリストが訪れる。2027年度には、大鳴門橋に自転車道が開通する見通しで、サイクリング愛好家の来訪増加も見込まれているという。
新たに誕生する同施設は、旧瀬戸小学校・幼稚園を「tonaru SETO(トナル瀬戸)」、旧島田小学校・幼稚園を「tonaru SHIMADA(トナル島田)」と名付けて再生。仕掛け人は、今年で創刊80周年を迎えた徳島新聞社と、そのグループ会社であるエアトラベル徳島だ。
旧校舎や体育館などは、歴史的モダニズム建築として知られ、壁一面に広がる格子状のガラス窓や自然光を取り込む吹き抜け、階段状に展開する空間構成などを特徴とする。
今回のリノベーションでは、その特徴を活かしながら、よりモダンで心浮き立つ空間に仕立てられている。
阿波おどり&釣り天国の「tonaru SETO」
「tonaru SETO」の目玉は、阿波おどりの特徴のひとつである輪踊りを楽しめる円形シアター。土日祝日には、徳島県阿波踊り協会に所属する有名連が出演し、屋内で飲食しながら観覧できる。
また、全国有数の釣りスポットであるウチノ海でのイカダ釣り体験では、釣った魚をさばく体験も楽しむことができる。
青と緑と白が織りなす爽快キャンプ「tonaru SHIMADA」
島田島の豊かな自然の中央に位置する「tonaru SHIMADA」では、青空と緑、白いコンクリート造の旧校舎が織りなす爽快キャンプが楽しめる。
旧運動場には、11区画のオートキャンプサイトや、ロードバイクなどで訪れる人向けのソロキャンプサイトが配されている。
建築美と自然美を融合させた「tonaru」を訪れ、バラエティ豊かな鳴門の魅力に触れてみたい。
「tonaru SETO」&「tonaru SHIMADA」
所在地:徳島県鳴門市瀬戸町堂浦字地廻り参220-1(SETO)、徳島県鳴門市瀬戸町中島田字北田36(SHIMADA)
アクセス:神戸淡路鳴門自動車道「鳴門北IC」より約15分(SETO)、同約13分(SHIMADA)
公式サイト:https://tonaru.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000120981.html
(zlatan)
* 4月現在・徳島新聞社調べ