センサーとプロジェクションマッピングで現実はバーチャルとより深く融合し、さらなる広がりを見せるのだろう。
砂場というアナログ極まりないステージをデジタルで彩ったのがiSandBOXだ。テーブルの上に置かれている砂の高さなどをセンサーで読み取り、高度によってプロジェクションする光の色を変えていく。そこには湖があり、森があり、山がある。自分の手を使って、想いのままにジオラマを生成できる。
https://www.youtube.com/watch?v=MlLtSCOllcw
いくらデジタルの技術が進化したとしても、五感を刺激するプロダクツの魅力はなくならない。
https://www.youtube.com/watch?v=HtrsVTE1_w4
iSandBOXにはいくつかのバージョンがあり、その1つは迫りくる敵から都市を守るというゲーム的なシステムになっている。敵の兵器を叩いて壊し、山を作って砲撃から防御する。シンプルだがインタラクティブ性は非常に高い。
https://www.youtube.com/watch?v=o_XEcs3KT4U
冬の到来と春の訪れをプロジェクションマッピングで表現しているバージョン。リラクゼーション効果も相当に高いだろう。
iSandBOXは体感型アーケードゲームとして、現在ロシアを中心とした21の施設に設置されている遊具。ぜひ日本のゲームセンターやテーマパークでも導入してほしいところだ。
iSandBOX
(武者良太)