休日が続く年末年始は、ショッピング欲が高まるとき。
外出が増えるタイミングに合わせて衣服の新調を考えている人は、コートに着目してみるのはいかがだろうか。今年は各ブランドが、オンとオフの両方で活躍するような上品見えするコートを発表している。本記事ではその中から注目の5点をピックアップしてご紹介。アイテム探しの参考にしてほしい。
目次
・希少ウール素材を使用した「MOVB」のPコート
・青森県産ダウンを使用した「SANYOCOAT」のダウンコート
・汎用性に優れた「wjk」のカラーレスコート
・コーデをまとめる「BRITISH MADE」のワークコート
・宮崎ファクトリーで仕上げた「ダーバン」のステンカラーコート
希少ウール素材を使用した「MOVB」のPコート
「MOVB(モーヴ)」は、人気ファッションディレクターの干場義雅氏が監修による、高密度に編み上げたジャージー生地をベースにしたアイテムを手がけるファッションブランド。
今冬、同ブランドは16.5マイクロン・Super 140’sの希少なメリノウールを使用したジャージーシリーズ「Optima 16.5 Merino Jersey」を発表。さまざまなアイテムを展開している。
シリーズ内にラインナップする「Optima 16.5 Merino Wool Jersey ナノハード Pコート」は、高密度なジャージーを程よく圧縮し、ジャージー素材ながらコート特有の風合いを楽しめるように仕上げたアイテム。
表面の生地にはミルド加工を施し、カシミヤのようなぬめり感と光沢を実現。ステッチを入れていないのも、この生地の美しさを引き立てるための工夫のひとつだ。
シルエットも美しい。胸の内側には「胸増し芯」を設計。背中にはあえて太めのバックベルトを採用し、男らしさと品の良さを演出した。ボタンには13個のスターをあしらった「13starボタン」をセレクトし、ミリタリーなテイストを入れ込んでいる。
現代的なシルエットとディテール、そして素材の上質さが際立つ一着だ。
Optima 16.5 Merino Wool Jersey ナノハード Pコート
価格:91,300円(税込)
商品詳細ページ:https://movb.jp/collections/outer/products/co-007mwh_cnvy
青森県産ダウンを使用した「SANYOCOAT」のダウンコート
三陽商会が展開するコート専業ブランド「SANYOCOAT(サンヨーコート)」からは、貴重な青森県産のダウンを使用した「青森ダウン」が発売された。コート専業54年になる自社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」でダウンの充填から製品化まで行った逸品だ。
このダウンコートは、熱圧着による無縫製技術、防水・防風・透湿性に優れた機能素材、そして温かい空気を逃しにくい青森県産ダウンを採用。雨傘と同等の耐漏水性を備えているので、雨や雪の日でも着やすい。
技術力とデザイン力が調和した、オン・オフで活躍するダウンコートと言えるだろう。
青森ダウン
価格:198,000円(税込)
商品詳細ページ:https://store.sanyo-shokai.co.jp/products/p1a56203?from_brand=sanyocoat&type=sanyocoat
汎用性に優れた「wjk」のカラーレスコート
メンズファッションブランド「wjk(ダブルジェイケイ)」はこの冬、新作としてカラーレスタイプの「solid coat」を発売した。
wjkは、「良い物は変わらない」そして「残る物は本物」というブランド美学のもと、汎用性に優れたアイテムを数多く手がけている。
今回の「solid coat」は、シンプルながら独自のパターンメイクが際立つロングコート。ソリッドな印象を与えつつ、カラーレスコートをwjkらしくミニマルに表現している。
素材には品のある表情のウールナイロンを採用し、表面にビーバー加工を施すことで、上質なSuper100’s原料のふくらみのある柔らかな風合と光沢感をあますことなく演出。また、裏面はあえて起毛しないことによって、二重織ならではのしっかりとしたハリコシを保ったバランスのとれた素材に仕上がっている。
膝下に設定された長めの着丈、ディテールを極力排除したシンプルなデザインで、カジュアルからビジネスまで幅広いシーンで利用できるのが魅力だ。
solid coat
価格:99,000円(税込)
商品詳細ページ:https://www.wjk-ec.jp/c/outer/coat/1868wo03
コーデをまとめる「BRITISH MADE」のワークコート
英国風のアイテムを得意とする「BRITISH MADE(ブリティッシュメイド)」からは、人気スタイリスト・四方章敬氏から厚い信頼を得るデザイナーと共作したワークコート「シェフィールド」が新登場。
イギリスヴィンテージのショップコートをイメージソースに、ポケットやデザインなどでワークテイスを残しつつ、四方氏こだわりのステッチや縫製・パターンを取り入れた逸品だ。
素材にはウールとコットンを組み合わせた高密度な生地を採用。ヴィンテージっぽさを演出する一方、Aラインシルエットでドレス感も持たせている。
ショップコートと捉えるとコーディネートのハードルが上がりそうだが、四方氏によれば今回のアイテムは一般的なロングコートのように気軽にスタイリングできるそう。グレースラックスとニット、デニムにスウェットなどと合わせ、キレイめにもラフにも着こなせる。コーデのまとめ役として重宝しそうな予感だ。
ワークコート/シェフィールド
価格:89,100円(税込)
商品詳細ページ:https://www.british-made.jp/c/brands/BMD109700032B0
宮崎ファクトリーで仕上げた「ダーバン」のステンカラーコート
ビジネスウェアブランド「ダーバン」からは、高い縫製技術でブランドのスーツ縫製を担う「宮崎ファクトリー」で生産された「宮崎コート」が登場。
日本人の身体にフィットするよう、設計・素材・パターン・付属の小物まで考え抜いて作られた品となっている。
こちらは、ウールとアンゴラの糸を組み合わせた、毛足の長いビーバー調の素材感が特徴のステンカラーコート。起毛加工を施すことで、原料の持ち味を強調した。
シルエットは程よい膨らみとハリ感を出し、エレガントな印象に。無地のようにも見える控えめなピンチェック柄も素敵だ。
ピンチェックウールビーバーステンカラーコート
価格:99,000円(税込)
商品詳細ページ:https://durban.jp/f/dsg-2572099
上質なコートで、大人のおしゃれを楽しみたい。
(IKKI)