ホテルの開業ラッシュが続く沖縄。その沖縄の中でも、離島で2023年にグランドオープン＆リニューアルした最新の注目ホテルを紹介する。
沖縄・離島で2023年にグランドオープン＆リニューアルした最新の注目ホテル
目次
・あのヒルトンが初の沖縄離島進出、宮古島で6月に開業
・プライベートビーチ増設、観光地も近い宮古島のリゾート
・石垣島のリゾート、八重山の魅力を詰め込んだ客室に進化
・ロウリュサウナ完備、石垣島の1組限定プライベートヴィラ
・島内最大のスイートルーム誕生、久米島のリゾートホテル
あのヒルトンが初の沖縄離島進出、宮古島で6月に開業
ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区が6月、宮古島の美しい自然を堪能できるビーチリゾートホテル「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」を開業した。宮古空港や下地島空港からのアクセスも便利で、宮古ブルーの海や感動的なサンセット、伊良部大橋からの絶景を楽しめる。
沖縄・宮古島で6月に開業したビーチリゾートホテル「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」
ホテルには地上8階に329の客室を備え、オールデイダイニング、本格イタリアンのシグネチャーレストラン、ルーフトップバー、ロビーラウンジ、スパなどがあり、上質なリゾート体験を味わえる。
客室は、宮古ブルーの海や自然をテーマにデザインされ、プライベートバルコニーや広々とした空間が特徴だ。食事にもこだわっており、オールデイダイニングでは宮古島の食材など彩り豊かな料理を楽しめる。また、ロビーラウンジやルーフトップバーからは、宮古ブルーに輝く海の景色を眺めながら、コーヒーやカクテルなどを楽しめる。
宮古ブルーの海や自然をテーマにデザインされ、プライベートバルコニーや広々とした空間が特徴の客室
ヒルトン沖縄宮古島リゾートは、ペットと一緒に宿泊が可能な「ドッグフレンドリー宿泊プラン」も提供している。ペットケージや専用アメニティーを備えた客室で、愛犬と一緒の旅行も可能だ。
世界のヒルトンブランドが「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」は、宮古島の魅力を存分に楽しめる至福のリゾート体験を約束してくれるだろう。
ヒルトン沖縄宮古島リゾート
所在地：沖縄県宮古島市平良字久貝550-7
公式サイト：https://miyakojima.hiltonjapan.co.jp/
プライベートビーチ増設、観光地も近い宮古島のリゾート
南西楽園リゾートは3月、「シギラセブンマイルズリゾート」内にある「ホテルブリーズベイマリーナ」の本館客室をリニューアルしたと発表した。同ホテルは1993年に開業し、2023年に30周年となる。美しい海に囲まれたロケーションを前に、南国リゾートステイを堪能できる施設だ。
3月に本館客室のリニューアルを発表した沖縄・宮古島の「ホテルブリーズベイマリーナ」
宮古島の魅力は、まず「宮古ブルー」と呼ばれる碧く透き通った美しい海だ。今回のリニューアルでは、プライベートビーチを増設し、より魅力的な宮古島の海を満喫できるようになった。
ホテル内には、広々とした「コーナーデラックスルーム」があり、最大6名まで宿泊でき、オーシャンビューの部屋で自分だけの景色を楽しめる。また、「鉄板焼 シギラブルー」では、宮古島の食材を使用した鉄板料理とワインを味わえる。
オーシャンビューで宮古島の海を独り占めできる「ホテルブリーズベイマリーナ」の客室
近くには、宮古島の観光スポットである天然の入り江を生かした美しい海浜公園や、テーマパーク「うえのドイツ文化村」などが点在。短い移動でストレスなく観光できるのも魅力的だ。ウミガメとの出会いを楽しめるシュノーケリングや、夜の星空観察ツアーなどのアクティビティが人気という。
リニューアルしたばかりの「ホテルブリーズベイマリーナ」で、南国の楽園ならではの特別なリゾートステイを楽しんでみてはいかが。
シギラセブンマイルズリゾート
所在地：沖縄県宮古島市上野字宮国775-1
公式サイト：https://shigira.com/
石垣島のリゾート、八重山の魅力を詰め込んだ客室に進化
沖縄・石垣島に位置する高級ホテル「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」は7月、施設内の「コーラルウィング」をリニューアルオープンした。今回は客室82室を大幅に改装。八重山諸島の魅力をふんだんに楽しめる魅力ある部屋に進化させた。
7月に一部施設をリニューアルオープンした沖縄・石垣島の「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」
デザインコンセプトは、八重山諸島の自然を表現した「ヤイマ・グラデーション」。客室内には大きな窓を配置し、石垣島の海などの風景を楽しむことができる。
加えて、木をふんだんに使用したモダンなデザインと島の伝統文化である織物のテクスチャーも組み合わせ、石垣での時間をリラックスした雰囲気で過ごせるように配慮した。
「コーラルウィング」の客室面積は50平米で、琉球畳を使ったスペースを用意している。靴を脱いで畳で寛げるスタイルを導入することで、リラックスできる空間として居住性を向上させた。
リニューアルした「コーラルウィング」の客室は、八重山諸島の自然や文化を表現したデザインとなっている
さらに、全82室のうち41室にはバンクベッド（二段ベッド）を導入し、最大5名の宿泊が可能に。グループでの旅行にも対応できるようにした。
「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」では、洗練されたおもてなしの上で、八重山諸島の豊かな自然や文化、星空を満喫できる。「コーラルウィング」の客室で、グループ旅行に最適なリゾート体験を楽しんでほしい。
ANAインターコンチネンタル石垣リゾート
所在地：沖縄県石垣市真栄里354-1
公式サイト：https://www.anaintercontinental-ishigaki.jp/ja/offers/coral-wing-renewal/
ロウリュサウナ完備、石垣島の1組限定プライベートヴィラ
SUNZ factoryはこの夏、石垣島で1日1組限定のプライベートヴィラ「730HOTELS. ISHIGAKI ISLAND」をオープンさせた。最大10名まで宿泊が可能で、室内にはロウリュサウナを完備。家族や友人同士での滞在や、観光に利用できる贅沢な空間となっている。
今夏にオープンした沖縄・石垣島の1日1組限定プライベートヴィラ「730HOTELS. ISHIGAKI ISLAND」
「730HOTELS. ISHIGAKI ISLAND」は、居酒屋やカフェ、美容品、スポーツショップなどが充実している複合商業施設「730COURT」のEAST棟3階に位置している。徒歩圏内にフェリー乗り場やバス停もあり、八重山諸島の島めぐりや海水浴などアクティブに楽しみたい人にはお勧めの立地にある。
客室は、ベッドルームや広々としたリビングダイニングはもちろん、2カ所のバスルーム、加えてロウリュサウナと外気浴が楽しめるテラスルームを完備。約160平米の開放的なワンフロアとなっている。
客室は、ロウリュサウナ＆外気浴が楽しめるテラスルームなどを備えた約160平米の開放的なワンフロアとなっている
洗濯機などの家電、歯ブラシやパジャマなどのアメニティも用意しており、長期滞在でも快適に過ごすことができる。冷蔵庫内のビールやハイボール、ソフトドリンクは追加料金なしで提供される。
また、セルフチェックインシステムを導入しているため、フロントでの手続き不要で入室できる。
「730HOTELS. ISHIGAKI ISLAND」で、石垣島の美しい青い空と海に囲まれた非日常とプライベート感の高いホテルステイを楽しんでほしい。
730HOTELS. ISHIGAKI ISLAND（ナナサンマルホテルズ）
所在地：沖縄県石垣市大川1 730COURT EAST棟 3F
予約サイト：https://sunzhotels.airhost.co/ja/houses/425093
島内最大のスイートルーム誕生、久米島のリゾートホテル
エイチ・アイ・エスが運営する「リゾートホテル久米アイランド」では3月、大規模なリノベーションにより島内最大64㎡の「KUMEスイートルーム」を含む全6タイプ54室の新客室が誕生した。久米島の大自然を感じられる客室となっており、最高のホテルステイを約束してくれる。
客室の大規模リニューアルにより久米島最大64㎡のスイートルームが誕生した「リゾートホテル久米アイランド」
新客室は、透き通る青い海・神聖な森をコンセプトにしたデザインが取り入れられている。シモンズ製のベッド、久米島の化粧会社で製造されるアメニティを採用しているのも同ホテルの特徴だ。
屋外プールは10月まで利用可能で、8月までの夏季限定になるがナイトプールも開催されている。また、ペット同伴旅行の需要に応え、新たに「ドッグルーム」も設置。小型犬から中・大型犬まで受け入れ可能で、客室内からレストランまで愛犬と楽しむこともできる。
「リゾートホテル久米アイランド」の新客室は、透き通る青い海・神聖な森をコンセプトにしたデザインだ
リニューアル後、「リゾートホテル久米アイランド」は全9タイプ142室となり、長期滞在など幅広いニーズに対応できるよう進化した。ホテルは久米島空港から車で約20分の好立地で、利便性も高い。
沖縄本島の西約100キロに位置する久米島に行くなら、「リゾートホテル久米アイランド」で上質なリゾート体験を味わってみてはいかが。
リゾートホテル久米アイランド
所在地：沖縄県島尻郡久米島町字真我里411
予約サイト：https://www.kumeisland.com/
「沖縄の離島」とひとくくりにしてしまったが、島にはそれぞれ個性があり、ここには書き尽くせないほど多くの魅力にあふれている。この記事を参考に、沖縄本島にはない景色を見に行って欲しい。
（永井瑞穂）