ニュル最速を誇ったFFホットハッチが、ついにフィナーレの時を迎える。
全世界で1976台。ルノー・スポールの名を冠する最後の限定車「メガーヌ R.S. ULTIME(アールエス ウルティム)」が設定され、全国のルノー正規販売店にてオーダー受付中だ。
また、ベース車の「メガーヌ R.S.」ならびに「メガーヌ R.S. トロフィー」の本国生産も終了となるため、これらモデルも日本在庫分がなくなり次第、販売終了となる。
ルノー・スポール47年の“熱い歴史”にピリオド
1976年に設立されたルノー・スポールは、ルノーのスポーツモデルの開発やF1をはじめとするモータースポーツ活動を担ってきた組織。今後はその役割を同じルノーグループのスポーツブランド「アルピーヌ」に引き継ぐため、47年の歴史にピリオドを打つことになった。
そして、最後の限定車となる「メガーヌ R.S. ULTIME」は、設立された1976年にちなみ、全世界で1976台を生産。有終の美を飾るホットハッチには、生まれ育ったサーキットへの情熱と卓越したテクノロジーが惜しみなく注入されている。
限定車ならではのスペシャルな内外装
エクステリアには、ルノーのロゴである「ロザンジュ(ひし形)」をモチーフとしたブラックマットストライプをはじめ、ブラックアウトされたルノーロゴや19インチのブラックアルミホイール「フジライト」などを採用する。
一方のインテリアには、1976台のうちの1台であることを示す、専用のシリアルプレートを装着。同プレートには、15年にわたってテストドライバーを務めたロラン・ウルゴン氏のサインも奢られる。
サーキットで真価を発揮する卓越したパフォーマンス
心臓部には、1.8リッターの直4・直噴ターボエンジンを搭載。最高出力は300ps、最大トルクは6速MT車が400Nm、6速AT(EDC)車が420Nmを発生し、スポーツエキゾーストの官能的なサウンドとともに鮮やかに加速していく。
また、4つのドライブモードから選択できる「R.S.ドライブ」や爆発的なスタートを実現する「ローンチコントロール」なども搭載する。
サーキット走行を重視した強靭なシャシーも特徴的だ。4輪操舵システムの「4コントロール」やトルセンLSD、スリット入りブレーキディスク、セミスリックタイヤ「ポテンザ S007」などが、卓越したコーナリング性能やストッピング性能を発揮する。
ニュル最速を誇ったFFホットハッチは、最後の最後まで、世界のエンスー達のハートを熱く躍らせてくれる。
メガーヌ R.S. ULTIME
価格:659万円(税込)
ボディカラー:ジョン シリウス・メタリック(+18万円)、オランジュ トニック・メタリック(+18万円)、ブラン ナクレ・メタリック(+3万5,000円)、ノワール エトワール・メタリック
公式サイト・商品ページ:https://www.renault.jp/car_lineup/megane_rs/ultime/index.html
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000164.000019201.html
(zlatan)