日本では”ゲレンデ”の愛称が馴染み深いメルセデスベンツ「Gクラス」。
ただでさえ逞しく走破性の高いクルマですが、ちょっとスゴすぎる特別仕様車があります。それが6輪オフローダーの「G63 AMG 6×6」。
軍用車両や防弾仕様車の開発から培われた技術の粋を集め、あらゆる悪路を走破するというこのモンスターは実際どれくらいすごいの?ということで、アメリカの車情報サイト『Motor Trend』が通常の『G63』と『G63 AMG 6×6』を徹底比較した動画を公開しています。
2台を乗り比べるのはJonny Lieberman。
「ここオーストリア・グラーツが産んだ力強いもの……我らが元知事シュワちゃんと、そしてもちろんメルセデス・ベンツ“Gヴァーゲン”ですね。」と、冒頭からちょっとした名調子。
超軽快な語り口ながら硬派なレポートで、優秀なオフローダーであるG63と、ある意味“ありえない”ような夢の1台としてのG63 AMG 6×6の違いを手応えを持って感じさせてくれます。
旧斜度の岩場、水路、市街地など、さまざまな状況で2台のGクラスを乗り比べる映像は大迫力
「普通のG63に足りないことがある。それは飛ばないことだ!」というセリフがなんだか紅の豚を彷彿とさせますが、たしかにG63 AMG 6×6、飛んでいます。
G63 AMG 6×6のディテールについての詳しい紹介も。例えば、すべてのタイヤの空気圧を調整できるコクピットのスイッチは見た目からして特撮級。大人の男子ゴコロをくすぐります。
動画の最後、G63 AMG 6×6の走りのハイライト映像も申し分無くカッコいいので必見!エクストリームすぎる悪路をやすやすと越えて行くパワーと魅力にしびれます。
これだけ目立つ、そしてワクワクするクルマってそう無いですよね。
日本でのお値段は8000万円だそうですが、この動画を見ると一概に高いとは言えないかも?