CHRISTIAN PEAU (クリスチャン ポー)とやまとのコラボによる泥染パッチワークショールが誕生

「“きもの”でエキサイティングな世の中をつくる」をビジョンとする「やまと」は、「YAMATO Tsunagari Project(やまと つながりプロジェクト)」のリメイク企画として、「CHRISTIAN PEAU(クリスチャン ポー)」とコラボによる泥染めのパッチワークショールを発表した。

同商品は、Y.&SONS(ワイアンドサンズ)京都および「やまと」オンラインストアにて販売中だ。

力を持った布たちを集め新たなプロダクトを手掛ける

どこかのタンスで長く眠っていた着物。着古され、廃棄間近だった着物。品質へのこだわりから、店に並べることができなくなってしまった着物。

「YAMATO Tsunagari Project」は、それらのまだまだ力を持った布たちを集め、こつこつと新たなプロダクトを生み出している。

同プロジェクトは、環境問題への配慮という視点はもちろん、“彼らに”より一層陽の目を浴びてほしいという想いで始まった。

レザーアイテムが中心の神戸発のブランド

「CHRISTIAN PEAU」は、2002年より神戸を拠点に世界中に展開。レザーアイテムを中心としたコレクションは、1800年代のヨーロッパの職人から影響を受け、クラシカルでありつつもアバンギャルドな要素を兼ね備えたデザインが特徴。

泥染めのパッチワークショール

同コラボでは、キズものとしてデッドストックになっていた着物の反物をパッチワークで繋ぎ合わせ、シルクのショールを作った。

絶妙なバランスと細やかなこだわりが光るパッチワークは、「CHRISTIAN PEAU」によるもの。レザーをはじめ様々な素材を巧みに使い、どこかクラシカルで独特な雰囲気をもったアイテムをつくる彼らの手で、新たなテキスタイルとして生まれ変わった。

「奄美大島」の「泥染め」で豊かな表情に

そして、着物という素材の繊細な表情をさらに際立たせているのが、「やまと」が長年着物をつくり続けてきた産地「奄美大島」の「泥染め」だ。

「泥染め」は、奄美の泥田で、職人が反物を一点一点手作業で染め上げたもの。書ききれないほど数多くの工程を経て、深く複雑な色味へと仕上がっている。

また、ショールには実際に染めを行った奄美の泥が入った小瓶が付属し、制作現場の空気も一緒に届ける。

Mud-dyed Silk Shawl/small:約30cm×200cm ¥41,800(税込)

Mud-dyed Silk Shawl/small:約30cm×200cm ¥41,800(税込)

Mud-dyed Silk Shawl /large:約113cm×213cm ¥79,200(税込)

Mud-dyed Silk Shawl /large:約113cm×213cm ¥79,200(税込)

「CHRISTIAN PEAU × YAMATO」泥染のパッチワークショールをチェックしてみては。

「CHRISTIAN PEAU × YAMATO」泥染のパッチワークショール
取扱店舗:Y.&SONS 京都
所在地:京都府京都市中京区場之町586−2 新風館 1F
特設ページ:https://store.kimono-yamato.com/Page/Feature_ytp_christianpeau.aspx

(角谷良平)

※全国のやまと店舗への取り寄せも可能