RRならではの走りも楽しい!フォルクスワーゲン初のフル電動SUV「ID.4」がついに日本上陸

フォルクスワーゲン初のフル電動SUV「ID.4(アイディ フォー)」が、いよいよ日本の道を走りだす。

日本仕様では、航続距離やモーター出力が異なる2つのグレード、「Lite」と「Pro」を設定。また、両グレードに設定される導入記念の「ローンチエディション」には、家庭用普通充電器の設置費用10万円サポートを含む、3つの特典が付帯される。

RRならではの俊敏なハンドリングも魅力

新型ID.4は、フォルクスワーゲンによる電気自動車専用の新アーキテクチャー「MEB(モジュラー・エレクトリックドライブ・マトリックス)」を採用し、最大561kmのロングラン性能(*1)や、ひとクラス上のモデルに匹敵する広々とした室内空間を実現している。

また、RR(リアモーター・リアドライブ)を採用している点も大きな特徴で、バッテリーを床下に配置した低重心化も相まって、より俊敏なハンドリングやダイナミックなドライビング性能を堪能できる。

「Lite」と「Pro」の2グレード

駆動用モーターとバッテリーの組み合わせは2種類で、充電は「普通充電(200V)」と「急速充電(CHAdeMo規格)」の両方に対応する。

エントリーグレードの「ID.4 Lite」は、52kWhのバッテリーを搭載し、最大航続距離は388kmをマーク。駆動用モーターは、最高出力170ps/最大トルク310Nmを発揮する。

一方、上位グレードとなる「ID.4 Pro」は、より大容量な77kWhのバッテリーを搭載し、最大航続距離は561kmに延長。また、最高出力204ps/最大トルク310Nmを発揮する駆動用モーターが、より爽快で余裕のある加速を生み出してくれる。

新しいカーライフを予感させる内外装

エクステリアは、まるで風によって形作られたような、シャープかつクリーンな造形が印象的。0.28をマークしたというCd値(空気抵抗値)は、SUVとしては極めて優秀だ。

一方のインテリアでは、既存のフォルクスワーゲン車とは一線を画した、近未来的な空間が広がる。なかでも、ドライブモードセレクターと統合された斬新なメーターディスプレイや、再生マークと一時停止マークをモチーフとしたアルミ調ペダルクラスターは、実車でもれなくチェックしておきたい。

導入記念の「ローンチエディション」には、「家庭用普通充電器の設置費用10万円サポート」のほか、「フォルクスワーゲン ソリューションズ(残価設定ローン)を利用した場合の5年後の特別残価設定」と「PCA(*2)の年会費ならびにフォルクスワーゲン販売店における充電器の利用料金・毎月60分までを1年間無償」という特典が付帯される。

今なら様々な後押しが受けられる電気自動車。これまでとはひと味違う新しいカーライフを、「ID.4」と始めてみるのも悪くないだろう。

フォルクスワーゲン ID.4
ID.4 Lite ローンチエディション:499万9,000円
ID.4 Pro ローンチエディション:636万5,000円
公式サイト:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/id4.html

(zlatan)

※価格はすべて税込
*1 一充電における最大走行距離(WLTCモード)
*2 アウディ・ポルシェ・フォルクスワーゲンによる充電ネットワーク「プレミアムチャージングアライアンス(PCA)」