男性の83.9%は「また取得したい」もの!育休のホンネ

2014年6月10日、ユーキャンは子どもを持つ全国の男性ビジネスマン497名を対象として実施した「男性の育児休暇取得に関するアンケート」の結果を発表した。

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◆育休取得者の8割が「また取得したい」と回答、時間の使い方に対する意識変化も

男性の育休取得経験者に「また子どもが生まれたら、もう一度育休を取得したいか」と聞いたところ、83.9%が「もう一度取得したい」と回答。
また、取得経験者、未取得者両方に「男性が育休を取得するメリット」について聞いたところ、「家族との時間が取れる」や「子どもとの絆が深まる」など家庭に関する項目については未取得者の回答が多く、「効率的な時間の使い方に対する意識が上がる」という項目については実際に育休取得経験者が多く回答する結果となった。

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◆一方、育休に「職場の理解が足りない」と考える男性が過半数

次に、「会社に育休を取得しやすい制度があるか」を聞いたところ、「ある」と回答した人は取得経験者(71.4%)、未取得者(31.0%)と大きな違いが見られ、両者共に「職場の理解が足りない」との意見が多く聞かれた。

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◆育休取得後、自身の意識変化・社会への影響は?

育休取得経験者は、取得後に「子育てに積極的に関わろうとする意識」(63.2%)、「家族と過ごす時間を確保しようとする意識」(61.9%)、 「家族への気配りの意識」(61.4%)に変化があったと回答。
また男性の育休取得率の向上が社会に与える影響について聞いたところ、「企業・組織・団体のイメージが良くなる」との回答は、取得経験者で58.4%と最も高い項目となった。

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◆育休取得中の自由時間に、個人の成長の可能性も

「育休取得中に1日に自由時間がどれだけあったか?」を尋ねたところ、「過去に取得した」「現在取得中」ともに「1時間~2時間未満」が最多回答に。
育休中の「自由時間を、自分磨きに使うならどんなことをしたいか」への回答は、「資格取得に向けた勉強」、「スポーツ・エクササイズ」、「資格取得以外のスキルアップに向けた勉強」に多くの票が集まった。

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現在、男性の育休取得率は1.89%と低い。安倍政権の成長戦略では2020年までに男性の育休取得率を13%にすることを目標としている。

出展:男性の育児休暇取得に関するアンケート