熟練の技を突めた現代建築、デザイン、アート、美食。自然環境との調和をテーマに創られたリトリート・コレクション「ししいわハウス軽井沢(SSH)」は、第2弾となる、No.2(SSH2)を正式オープン。
軽井沢のブティックホテルで、グルメと名酒を楽しもう。
東京から1時間。自然とともにあるホテルで充実の滞在を
森と山々に囲まれたししいわハウス軽井沢は、東京から新幹線でわずか1時間ほどの静穏なリゾート地に位置する。
世界的な建築家による自然の中のホテル
3つの建物で構成されるししいわハウスNo.2(SSH2)は、2019年2月に開業した第1弾に続き、プリツカー賞受賞に輝く世界的な建築家、坂茂氏が建築・デザインを手がけた。
「建築とランドスケープの一体感を味わってもらいたい」という、坂茂氏の思いから完成した本ホテル。木造の建築を囲むオープンエアのアプローチは森の風と香りに包まれ、その空中回廊は館内のハイライトである2階のパブリックスペース「ザ・レストラン」へ続き、自然と建築をつなぐ。
ヴィンテージワインも楽しめる至極の時間
メインダイニングの「ザ・レストラン」では、岡本シェフによる軽井沢の四季折々の食材をふんだんに使った革新的なモダンフレンチを。
そして「ザ・ワイン&ウイスキー・バー」「シガールーム」では、ヴィンテージワインも含む世界から選りすぐりの名酒を取り揃え、ゲストは至極の時間を体験できる。
「ザ・レストラン」は屋外の「フォレスト・テラス」に続き、その設計には坂茂氏ならではの革新的なデザインが発揮され、切妻屋根の小屋組には無柱のトラス(三角形の骨組みを単位とした構造)が組まれている。
「ザ・レストラン」でのランチは、予約なしでOK。鴨そばや信州サーモングリル、白樺若牛ステーク などが楽しめる。
ディナーは要予約。メニューは6皿とデザート、コーヒーのコースのみとなる。
貴重なアートも楽しめる
1階には12室の客室が用意され、静穏なプライベートスペースには、職人の手仕事による檜風呂や森林に囲まれたテラスを備えている。
また、ししいわハウスNo.2(SSH2)の写真ギャラリーには、世界最高峰といわれる約30点のファインフォトグラフのコレクションが展示されている。
これらの写真は、ロバート・フランク、ルイス・ファウラー、イモージェン・カニンガムといった巨匠たちによる、1934年から現在までの貴重なオリジナルプリントだ。
軽井沢の隠れ家的リゾート「ししいわハウス」
ししいわハウスは、プリツカー賞受賞の建築家、坂茂氏が設計したブティック・ホテル。2015年に開発がスタートしたこのリゾートは、都会の喧騒から離れた場所に知的想像の建築空間を提供したいという思いから誕生。
長野県軽井沢町に立地し、SSH No.1は滑らかな曲線を描くような形状が特徴の2階建ての隠れ家的リゾートで、3つのテラス・ヴィラからなる全11室の客室で構成されている。全ての客室からは、常緑樹、桜、もみじなどの木々が織り成す四季折々の美しい庭の景観が楽しめる。
SSH No.2は、スカイウォークから広々としたテラスに繋がる全12室の客室を備える。2023年には西沢立衛氏によるNo.3が誕生予定。
この季節、涼しい軽井沢で自然に囲まれて過ごしてみては。
ししいわハウス No.1(SSH1)、No.2(SSH2)
所在地:長野県北佐久郡軽井沢町長倉2147−768
URL:https://www.shishiiwahouse.jp/
(田原昌)