世界で類を見ない「スゴイ!」宿泊施設のアイデアを世界中から大募集!
世界最大級の旅行コミュニティプラットフォーム「Airbnb(エアビーアンドビー)」が、“世界で最もユニークな宿泊施設”の制作資金を支援する「スゴイ!」リスティング(宿泊施設)開発基金を発表した。
宿泊施設自体が「旅」の目的へと変化
2007年にサンフランシスコで国際デザイン会議が開かれた際、美術大学出身の工業デザイナーであったブライアン・チェスキー氏とジョー・ゲビア氏が、当時住んでいた自宅アパートのロフト部分にエアマットを敷き、無料の朝食付きで貸し出したところから始まった「Airbnb」。
昨今のパンデミックで、人々のライフスタイルは以前より柔軟に変化している。当然、人々が宿泊施設に求めるニーズもだ。2019年から2021年にかけて、「ユニーク」な施設に予約された宿泊数は、世界全体で49%以上増加。つまり、ユーザーは今、宿泊先こそが旅の目的となるような、予想を超える部屋を求めるようになっているのだ。
ユニークな宿泊施設のアイディアに金一封
Airbnbはこれまで、ブーツやUFO、大きなジャガイモの形などの宿泊施設をリリースしてきた。今回、同社はこれに続く「風変わりな宿泊施設」を求めて、世界の「最高に風変わりな宿泊施設」の建設にかかる費用を一部負担することを決定。
特に風変わりなアイディアを100件選出し、選ばれた100名がそれぞれのアイディアを具現化して、最終的には予約可能な宿泊施設を建設できるよう、100,000ドル*(約1,300万円)ずつ資金を提供する。
アイディアは、オリジナリティ、実現の可能性、宿泊施設での体験、そして持続可能性などの観点から、審査委員会が審査。
審査員には、100歳にして稀代のファッションアイコンとの呼び声高いアイリス・アプフェル氏、ユニークなアイディアのクリエーターでもあるクリスティ・ウルフ氏、シドニーを拠点に活躍する建築家の髙田浩一氏、Airbnbのエクスペリエンス・クリエイティブ・プロダクト担当バイスプレジデントのブルース・ヴォーン氏などが名を連ねる。
最高に風変わりなアイディアを持つ、“我こそは!”という人はチェックしてみては?
「スゴイ!」リスティング開発基金コンテスト
募集期間:募集中〜7月23日(土)午後12時59分(日本時間)
募集方法:https://ja.airbnb.com/d/omgfund
公式ルール/参加可能となる対象国リストを含む詳細:
https://www.airbnb.jp/d/omgfund_rules?_set_bev_on_new_domain=1653625561_ODI1M2M0NzQwODgz
(IKKI)
*1ドル、130円換算で計算。円換算は参考表記