ユナイテッドアローズの店舗で使用していた家具や什器をリペアして販売するプロジェクト「RE:Store Fixture UNITED ARROWS LTD」は、家具・インテリア通販サイト「FLYMEe」にて、ソファ、ラウンジチェア、テーブルなど新商品の販売を開始した。

歴史を感じる味わい深いものばかりをラインナップ

ユナイテッドアローズが2018年に始動した同プロジェクトは、店舗の移転や改装等による空間デザインの更新により、店舗で使用してきたこだわりが詰まった家具や什器を手放さなくてはならない現状が“もったいない”という思いからスタート。

同ブランドでは1989年の創業以来、店舗で使用していたテーブルやチェスト、ソファなどの海外からの買付け家具や、オリジナルで製作した什器、ディスプレイで使用していた備品などの劣化した部分は1点1点状態に合わせて最適な方法でリペアし、新たな価値を吹き込んで、次の使い手につないでいる。

これまで商品は日本最大級の家具・インテリア通販サイト「FLYMEe」での販売を中心に、倉庫を開放してのポップアップ販売会などを行ってきた。

今回「FLYMEe」　にて、新たにリペアやメンテナンスを施したソファ、ラウンジチェア、テーブルなど12点の販売をスタートした。

新たな商品は、会議用テーブルや店舗の展示台に適した角がない変形天板のテーブル「カーヴド ウッド テーブル」や、厚みのある無垢板4枚はぎを天板に使用した約3メートルの大型テーブル「ソリッドウッドテーブル」、ブルックリンを拠点とするデザイン会社「ウフル」が手掛けたテーブル「ボードウォーク ダイニングテーブル」など。

さらに、近代建築の巨匠、ミース・ファン・デル・ローエによる名作「バルセロナ チェア」、ジャパニーズモダンを代表するインテリアデザイナー・剣持勇が国立京都国際会館のロビー用にデザインしたイージーチェアが原型になったソファなどもラインナップ。西南アジアの遊牧民の生活道具として生まれたトライバルラグなども購入できる。

モノを大切にすることや、地球環境保全につながるサステナビリティの意識が高まり、ファッション業界をはじめ、多くの企業が持続可能な循環型社会の実現に向けて様々な取り組みを行っている。

そんな中、ユナイテッドアローズの什器リセールは「残すべき本物」を私たちが手にできるチャンスだ。

家具・インテリア通販サイト「FLYMEe（フライミー）」：https://flymee.jp

（MK）