沖縄・粟国島の黒糖を使った「AGUNI ISLAND RUM」でオリジナルカクテルを堪能

沖縄の酒造所「瑞穂酒造」が170年に渡り積み重ねてきた泡盛づくりの技術を再構築し、沖縄のさとうきびを主原料とした「ラム」をつくるプロジェクトチーム「ONERUM(ワンラム)」は、第4弾として、粟国島の黒糖を使用したラム「AGUNI ISLAND RUM(アグニ アイランドラム)」を開発。

6月27日(月)より沖縄で先行販売、7月7日(木)より全国の取引先にて随時販売開始する。初回は800本限定でリリース予定。これからの季節に最適な商品だ。

さとうきびと黒糖の2つの原料に着目したラム

瑞穂酒造は、2020年11月に「ONERUM」を結成。生産農家、大学、研究機関、酒類の従事者が一丸となり、ラムの開発をはじめ、さとうきびの品種や産地、製糖方法、そしてラムの新たな楽しみ方などを探究している。

沖縄の偉人・儀間真常の功績により広まったとされる、400年の歴史を誇る沖縄のさとうきびは、沖縄の各所で作られている。また、さとうきびから黒糖をつくる製糖工場が、沖縄県では離島8島(粟国島、伊江島、伊平屋島、西表島、小浜島、多良間島、波照間島、与那国島)にある。

同プロジェクトでは、さとうきびと、これら離島8島の風土や生産方法の違いから生まれる黒糖の2つの原料に着目。シングルアイランドシリーズ、ブレンデッドアイランズシリーズ、ワンアイランドシリーズの、3種のシリーズを展開する。

第4段はシナモンと相性抜群なすっきりとした味わい

沖縄本島から北西へ60km。火山活動の痕跡が残る粟国島は数多くのソテツが自生しており、「ソテツの島」とも呼ばれているそうだ。粟国島では、主にさとうきび品種Ni15、Ni22、Ni27が栽培されている。

そんな粟国島の黒糖を使用したシリーズ第4弾の「AGUNI ISLAND RUM」は、青りんごやハチミツのような爽やかで華やかな香りと、クリームの様な甘い風味、クリアな飲み口が特徴的で、余韻はすっきりとしている。また、ほのかに焼きたてのパンや、アプリコットのニュアンスも感じられる。

アルコール度数を感じさせないほど、口当たりや余韻のキレが良いため、様々なカクテルで楽しめるのもポイントだ。

たとえばシンプルなソーダ割りやトニック割りでは、すりおろしたりんごの様なフレーバーが広がり、さらにロックでは、不思議とアップルパイのニュアンスがあらわれ、シナモンとの相性も抜群。

上記の特徴を生かし、同商品とりんごジャムでつくるハイボールに、シナモンで仕上げるカクテルがおすすめレシピだという。またカンパリ、ベルモット、マラスキーノなど、リキュールとの相性も良い。

粟国島のソテツや絶壁が描かれたラベルで、夏らしさも感じる。ラム好きなら、さらにラムの楽しみ方を見つけられそうだ。

AGUNI ISLAND RUM
原材料:黒糖(沖縄県産)
酵母:沖縄県本部町の桜の花から分離したさくら酵母
アルコール分:47%
内容量:500ml
価格:4,290円(税込)
公式サイト:https://onerum.jp/

(Goto)