シネ・リーブル池袋で「リーマン・トリロジー」の緊急追加上映が決定

観た人すべてが完成度の高さに驚き感動する、世界最高峰の演劇を楽しんでみては。

トニー賞を最多5部門受賞した「リーマン・トリロジー」のイギリス公演を収録した舞台が、6月24日(金)からシネ・リーブル池袋で急遽追加上映される。

NTLive「リーマン・トリロジー」(C)Stephanie Berger

NTLive「リーマン・トリロジー」(C)Stephanie Berger

「リーマン・トリロジー」の緊急追加上映が決定

先日発表された第75回トニー賞で最多5部門の演劇作品賞、演劇演出賞、演劇主演男優賞、演劇照明デザイン賞、演劇装置デザイン賞を受賞した「リーマン・トリロジー」。

TOHOシネマズ 日本橋と大阪ステーションシティシネマで6月15日(水)まで公開されていた同作だが、大盛況で席が取れず観られなかった人や、リピートしたいという人から追加上映を望む声が数多く上がった。

NTLive「リーマン・トリロジー」(C)Stephanie Berger

NTLive「リーマン・トリロジー」(C)Stephanie Berger

その期待に応えて、東京 シネ・リーブル池袋で6月24日(金)から7月7日(木)まで急遽上映が決定。ナショナル・シアター・ライブ版はロンドンで上演されたオリジナル版で、NYの舞台に出演しているエイドリアン・レスターの役はベン・マイルズ氏が演じている。

NTLive「リーマン・トリロジー」(C)Stephanie Berger

NTLive「リーマン・トリロジー」(C)Stephanie Berger

本作でトニー賞を受賞した巨匠、サム・メンデス氏による巧みな演出、NYの変わりゆく姿を透明な箱のセットで表現して同じくトニー賞を受賞したエス・デブリン氏によるデザイン、トニー賞受賞のジョン・クラーク氏による照明。

そして主演3人の演技と一台のピアノによる舞台進行が完璧なケミストリーを生み出し傑作を作った。本作の上映権利は7月27日(水)に終了予定となる。

投資家一家の栄光と衰退を描く「リーマン・トリロジー」

同舞台は、世界的な投資家リーマン一家が米国に移住した1844 年から2008年のリーマン・ショックが起こるまでの3世代にわたる栄光と衰退を描くもので、ナショナル・シアター上演時にはチケット完売を記録した注目作。

主演の3人が約3時間にわたり、150 年以上にわたるリーマン家の歴史を演じ切る。

この貴重な機会に、多くの人が認めた傑作を楽しんでみては。

リーマン・トリロジー
公開期間:6月24日(金)~7月7日(木)
公開館:シネ・リーブル池袋
所在地:東京都豊島区西池袋 1-11-1 ルミネ池袋 8F
料金:一般3000円他
その他詳細:https://www.ntlive.jp/lehman

(IKKI)