これまでの時代、車を買うには「紙のパンフレット」と「実車」を見て車種を検討するのが当たり前だった。
しかし、愛知県豊田市に本社を置く「新明工業」が、そんな“当たり前”を覆す未来型ショールーム「SowZow(ソウゾウ)」を、6月10日(金)に同市にオープン。現代のニーズを満たす“非接触・非面着の商談システム”を導入した、安心して来店できる施設の登場だ。
未来を見据えた新たなショールーム
「SowZow」というショールーム名は、日本語と英語、それぞれの言葉に由来。和名に当てはめると「創造/想像」、英名に当てはめると「Sow(種まき)/Zow(力強さ、素早さ、芽を刈り取る)」という意味を持つ。「未来へ種まきを怠らず、常に力強く、スピード感を持ち行動する」という同社の想いを込めた。
VRシミュレーターで乗り心地を体感
同施設の一番の特徴は、冒頭で述べたように非接触・非対面の商談システムを導入している点。さらに、次世代体験型のVRシミュレーターを設置しており、車の乗り心地をバーチャルで体験できる。もちろん、在庫社の試乗も可能だ。
さらに、同ショールームでは車を購入すると、購入者に向けた「納車セレモニー」が行われるという。適度な距離感を保った商談と、心遣いのあるサービスのバランスが絶妙だ。
店内には「ポルシェ918スパイダー」や「クラウン」、「2000GT」などの高級車も立ち並ぶ。
貸出スペースを設置して地域コミュニティーに貢献
愛知県豊田市で創業し、今や70年を超える老舗でもある「新明工業」。そこで同社は地元豊田市民への感謝の気持ちを込め、「SowZow」にもイベントスペースや会議室などの貸出スペースを用意。新たなショールームにおいても、地域コミュニティーの中での役割を果たす。
6月19日(日)までグランドオープニングイベントを実施
6月10日(金)~6月19日(日)にかけて、定休日となる6月13日(月)を除く9日間は、各日17時までグランドオープニングイベントを実施。
VRで実際に新車を運転しているかのような走行感、乗り心地を体感できる「VRドライビング体験」や、ペダルを漕ぐスピードに合わせて360°VR映像を楽しめる「サイクリングVR」、また、今話題の立ち乗り電動スクーター&電動三輪バイクに乗れる「BRAZE試乗体験」*などを実施する。
近未来的なサービスを楽しめるショールーム「SowZow」。今までにない方法で、それぞれの車の魅力を体感したい。
SowZow
所在地:愛知県豊田市前田町3-75
営業時間:10時~18時
定休日:月曜
公式サイト:https://sowzow-opening.info/
(IKKI)
* 要免許証